モノの仕組みが一瞬でわかる!分解大図鑑 改札機は裏返しの切符をどうやって 表にしている?
ヘルメットの中身はホニャララ
正解は…発砲スチロール
発泡スチロールは98%が空気なので、軽くて丈夫で頭に対する衝撃にも強いです。ブルーとピンクと白の部分でそれぞれ硬さが違います。1番硬いのはおでこの所の前頭部で、上の部分は柔らかくなっています。全部が硬いとぶつかった時に衝撃が脳に加わってしまうためです。
ポイントカードの文字はホニャララで消える
正解は…熱
家電量販店などのポイントカードは、ポイントや日付が何度も上書きされますが、それは文字を印字する機械の中に秘密があります。機械の中で約140℃の熱を当てて文字を消しています。そして約180℃の熱で印字されるようになっています。また、データはカードの中にあるので表面の文字が消えてもデータは残っています。
改札機は裏返しの切符を どうやって表にしている?
自動改札機にキップを裏向きに入れても出口では表向きになって出てきます。
自動改札機の中にはキップの裏表を見分ける機能がついており、表向きだった場合はそのままデータを読み取り真っ直ぐ出口から出てきます。裏向きだった場合は途中で切符を反転させる仕組みのルートに送られ、表向きになってからデータを読み取るルートに送られます。
そして切符が横向きに入っても縦に、大小2枚以上の切符を入れた場合は小さい方が上になって出てくるなど使う人が切符を取り忘れないような工夫がされています。
管がないのになぜお湯が出る?
昔の電気ポットには中に管があり、空気ポンプの要領でお湯を吸い上げる仕組みでした。 最近のものは、小さな穴が底に開いていて、管が容器の外側についており、電動モーターで吸い上げる仕組みになっています。
屋外のスケートリンク、氷が溶けないのはなぜ?
スケートリンクを作る際、敷地にはまず土台の板の上に 防水加工された巨大なシートを敷き、 その上に直径7mmのパイプが25本並んだシートが敷かれます。
そのパイプの中には-10℃でも凍らない特殊な液体が流れていて氷を冷やし続けます。
その上に手作業で水を1時間に1回約100時間かけてまき、 厚さ約10cmの氷ができたら表面を機械でならして完成します。