食べ物・ペット・家電製品 身近に潜む失敗学
高齢者が使う杖に 長らく無視され続けてきた盲点があります。 それは何でしょう?
こういった杖は、床がコンクリートでツルツルに濡れている場合、滑って転んでしまう恐れがあります。
高齢者(65歳以上)の寝たきりになった原因の第3位は「転倒・骨折」です。その危険な盲点を克服した杖があります。杖の先が首を振るようにできていて、接触面積が大きくなり滑りにくくなります。
空港には空砲で 鳥を追い払う仕事をしている人がいます。 これは何のためでしょうか?
これは鳥が飛行機のエンジンに巻き込まれるのを防ぐためです。
鳥が飛行機のファンの中に巻き込まれ、エンジンが止まってしまう事故のことをバードストライクと言い、日本国内で年間で約1000件も起こっています。
この家の中に潜む身近なキケンとは何でしょう?
ノートパソコン ひざの上に置き、長時間使用しているとひざが低温やけどしてしまうことがあります。
便座 電気で温まっている便座で寝てしまうと1時間ほどで低温やけどをする恐れがあります。
炊飯器 炊飯器では、蒸気が勢いよく出てやけどをしてしまう危険が潜んでいますので子どもの手の届かないところに置く必要があります。
ミニトマトが危険な驚きの理由とは?
危険な理由はその大きさです。
幼児や高齢者がミニトマトを喉に詰まらせて窒息死してしまう事故が過去にありました。その他にもお餅や、ウィンナーソーセージやナッツ類も危険です。
掃除機のノズルにさして、 喉につかえたお餅を取る道具もあります。