あなたの滑舌・味覚・口臭は大丈夫? 舌の変化で病気も発見 舌診のススメ!
舌の健康診断 紅舌
通常、舌に流れてくる血液は喉の方から行きますが、風邪などをひくと喉の所の血行が悪くなって、血液が戻らなくなります。そうなることで舌の先端がうっ血して赤くなってしまいます。
個人差はありますが、舌の先端が赤みを帯びてきたら、早めの風邪薬・うがいをするなどの予防が大切です。
舌の健康診断 溝舌
口の中のだ液、リンパ液、血液が不足することでこのような状態が起こります。舌の表面近くまで来ているはずの成分が不足することでその部分が盛り上がらなくなり、溝のようになってしまいます。
消化管が弱ったり、ストレスがある場合にこの症状が起こります。暴飲暴食を抑えることで、溝舌を防ぐことができるでしょう。
舌の健康診断 地図舌
地図舌は、ストレスを感じたり、アレルギー体質の人によく見られる症状です。 生活環境が変わったり、食べ物を食べたりという時に 地図舌になった時にはアレルギーを疑った方がいいでしょう。
舌の健康診断 白苔舌
胃腸や消化機能が弱った時、荒れている時に見られる症状です。舌の表面には、糸状乳頭という糸のような細かい突起があり、通常は短いのですが胃腸機能が弱ったり乾燥したりしてくると、糸状乳頭が伸びてきます。
伸びることで、古くなった細胞や老廃物がびっしりとくっついて苔のようになり舌苔になります。これがある場合、口臭に注意が必要です。
舌の健康診断 歯形のついた舌
舌が大きくなってくると、歯に当たりやすく、歯形が舌につきます。体全体の水分が溜まりやすくなっているので、関節が痛くなりやすい状態です。
水をあまり飲み過ぎず、 また運動をして汗をかくことが大事です。
柿木流簡単舌ストレッチ
1.舌を鼻の先につけるように出す(5秒間) 2.舌で頬の内側を強く押す(左右5回ずつ) 3.舌を引っ込めて伸ばす(5回繰り返す)
滑舌を良くする方法
下顎の尖ったところから、 少し下の裏側にあるピーンっと張っている細い筋肉を押す。 無理のない程度で出来るだけ強く押してください。