第10位は…アメリカオオアカイカ
このイカは最大で体長2メートル重さ45キロにもなり、
その獰猛さから「人食いイカ」とも呼ばれている。
巨大なイカを捕まえて、なんと背中にカメラを装着し、水中の様子を観察すると、
イカの色が点滅していることがわかった。
これは体を赤と白に点滅させてコミュニケーションをとっていると考えられている。
このイカは噛む力が優れており、噛む力を計測したところ、500キロもあった。
第9位は…ノコギリエイ
特徴は、先端に伸びたノコギリ状の鼻先。
付いている歯の大きさは2センチ程もあり、ものすごく鋭い。
ノコギリエイの狩りの方法は、左右に振り回し、歯で刺し、切り刻み、
速いスピードで口に吸い込むということが最近ようやく分かってきた。
第8位は…サンショウウオ
陸でも水中でも生活できる世界最大の両生類。
世界中に様々な種類がいるが、最大なのが、日本に生息するオオサンショウウオ。
アメリカに住む「ヘルベンダー」の食事方法は独特の骨が喉をガバッと広げ、
一気に掃除機みたいに吸い込んで丸呑みにする。
サンショウウオは身を守る為に出す粘液には毒成分を含んでいる。
第7位は…ニシキヘビ
ヘビは体長の3分の1の距離まで飛びかかれる。
このヘビは6メートル程もあるため、半径2メートルがデンジャーゾーン。
第6位は…コモドドラゴン
絶滅の危機にも瀕している世界最大のトカゲ。
最も恐ろしい武器は唾液。その中には細菌が含まれていてかまれた敵は
感染症を引き起こして死んでしまうこともある。
第5位は…アメリカバイソン
とても大きく肩まで2メートル以上、体重は900キロを超える。
その巨体で、時速65キロのスピードで走ることができる。
その巨体から繰り出される体当たりの衝撃を加速度計という衝撃の強さ測る機械を使って測定したところ、その衝撃は、2トン以上もあった。
第4位は…ヒグマ
ヒクマの武器は、パワーとスピードの両方を持っている事。
一撃で獲物を倒すことができる。
先生の実験では、およそ300キロの檻を楽々とひっくり返してしまった。
第3位は…ホホジロザメ
「殺し屋」とも呼ばれ、その鋭い歯や噛む力が有名。
その他にも獲物に背後から静かに近づき、下から忍び寄り、
一気にスピードを上げて突進!
空中に突き上げ、捕らえる。
このジャンピングアタックを「ブリーチング」という。
第2位は…ワニ
水陸両用の地球上、最大級の捕食者。
その巨体からは想像できない攻撃スピードを持っている。
この爆発的な素早い動きを生み出すのは、「しっぽ」を上手く使っているから。
しっぽの力は強力で巨体をなんと垂直に押し上げ、水面から体が飛び出るほど。
ワニの尾の筋肉は、細かく分かれていて左右に簡単に曲げられ、振り続けることで体を押し上げる。
第1位は…ワニガメ
ワニのような鋭い口で、噛まれたら小さいモノでも指ぐらい噛み切られてしまう。
体の動きは、速くないが、噛むスピードは相当。
獲物を捕るときは、口の中の赤い突起を、水中でピロピロと動かして魚を誘い、
餌と間違え近づいたところを一撃で仕留める。