ルーツが分かれば文化が分かる! アナタの知らない日本初と日本発
これは日本初の何でしょう?
正解は…日本初のスキーのストック
初期のスキーではストック1本で滑っていました。 スキーは、明治44年オーストリアのレルヒ少佐によって伝えられました。 元々スキーは軍隊が国家プロジェクトとして行っていたものでした。 ストックが2本になって来たのは大正10年頃から。 スキーは紳士のスポーツと言われ、男性はスーツ、女性はスカートで滑ったりしていました。
日本初のパスポートとは?
日本初のパスポートは慶応2年(1866年)、手品師の隅田川浪五郎に発行されました。 パリ万博に招待され、海外公演に行くために使われたもので、 パスポートには見た目の特徴が書かれていました。
日本初の天気予報とは?
日本初の天気予報は明治17年6月1日に始まりました。 当時の予報は1つだけで、しかも東京の交番に貼り出されるだけだったので、 予報を知るためには交番まで見に行かなければなりませんでした。 新聞に初めて天気予報が載ったのは明治21年、福澤諭吉発行の時事新報でした。 それまでは前日の天気が載っていただけでした。 また、お天気マークの元祖といわれるイラストは、 晴れが日傘を持った女性、雨は傘をさした男性、曇りは空を見上げるおじいさんでした。
運動会の大トリで行われた 今では考えられない種目とは?
正解は…豚追い競争
体中に食用油を塗ってツルツルに滑る子豚を 運動場で放してみんなで捕まえるというもの。 ギャラリーの爆笑をかってイギリスでも 子どもたちに大人気だったそうです。
日本発のある手帳とは?
正解は…母子手帳
母子手帳は日本生まれで、 現在多くの国に広がっています。 日本は乳幼児死亡率が低い国の1つ。 日本を見習って母子手帳が広まっているのです。 中東のパレスチナ自治区でも母子手帳が 妊婦と赤ちゃんの命を救っています。 母子手帳を持っていれば、 無料で妊婦は診察が受けられ、 赤ちゃんは予防接種が受けられることになっています。 また、教育を受けることができず 文字を読むことができない母親でも分かるように イラストがたくさん描かれています。
治安を良くする日本発のものとは?
正解は…交番制度
交番という言葉も世界で通じるようになって来ています。 ブラジル・サンパウロの貧困街では、かつて殺人事件が年間408件もありましたが、 交番という制度を導入してから89件にまで減りました。 これまでは凶悪犯罪が起きてから力で押さえ込んでいたのですが、 交番は地域に密着して悪の根を事前に摘んでしまうものです。 ワールドカップやオリンピックを控えたブラジルでは治安改善の切り札として 交番を全土に広めようとしています。
世界に広まっている日本発の食べ物とは?
正解は…枝豆
アメリカでは野球やアメフトを観戦しながらスナック感覚で食べられていて、 香港のスターバックスにはカップ入りの枝豆が売られています。