分解大図鑑!中を見れば仕組みが分かる 洗たく槽からチャポチャポ音がするのはなぜ?
中のモノを熱から守るため 耐火金庫の壁の中には何が入っている?
耐火金庫の壁の中には、 水分を含んだ特殊なコンクリートの 固まりが入っていました。 触ってもひんやりする訳ではありません。 このコンクリートに熱を加えると水分が蒸発し、 水蒸気が金庫の中の温度を下げ、 さらに、その水分は扉の隙間から放出され、 炎や熱風の侵入を防ぐ働きもあります。
洗たく槽をゆらすと水が入っていないのに チャポチャポ音がするのはなぜ?
特別に洗たく槽を取り外し、 上の部分を開けてもらうと、 食塩水が入っています。 洗たく槽は、脱水などの時に 中の衣類が偏ってしまって バランスを崩しやすいので、 この食塩水が遠心力で 反対方向に移動し、 傾きを調整してくれます。 ちなみに、 真冬に凍らないようにするために あえて普通の水ではなく、 食塩水を使っています。
画像は何の家電製品に使われているか? ・直径0.3mmの銅線30本、長さ約8m
正解は…IH調理器
コイル状に巻かれた銅線が 調理器具を温めています。
LED電球を割ってみた
LED電球のグレーの部分はシリコンゴム。 従来の電球とLED電球の違いは、 LED電球に基盤がある事です。 その基盤が熱を持つので、 熱を逃がすために シリコンゴムが使われています。
都市ガスは液体で運ばれている!
都市ガスは気体だと液体に比べ 600倍の大きさになってしまいますので 液体で運んでいます。 その液体を貯蔵するのに 横浜市扇島の地下62メートル (20階建てのビルの高さと同じ)に 直径72メートルのタンクが作られています。 貯蔵量は一般家庭36万軒が使用する1年分です。 壁も床もステンレスで覆われていて、 魔法瓶のような構造で 温度が上がらないようにしてあります。
国会議事堂のてっぺんには何があるか?
正解は…160畳ほどの大広間
この場所は、かつてダンスホールとして使われたという説があります。 また、らせん階段を登ると8畳ほどの小部屋があり、展望室という名前が付いています。