ジブリ作品の面白さの秘密を特別に伝授! ジブリ作品はなぜ面白いのか?
宮崎駿監督の常識では考えられない アニメのつくり方とは?
宮崎駿監督の作品にはシナリオがない 宮崎監督は思いついた事を画に描いていき、20分ほどが出来上がると、 アニメーターに作業を始めさせます。 その先の物語がどうなるかは宮崎監督自身も結末がわからずに制作が進んでいきます。 結末がわかりながら作るものというのは、仕事がルーティン化してしまう為、 結末がわからないスリルが作品に良い影響を与えるだろうと考えられています。 また、宮崎監督は描いた絵をカットしません。時間をかけて描いた絵を捨てる事はせずに全て使うそうです。
一枚の画ができれば映画ができる?
宮崎駿監督は一枚の画ができれば映画ができると思っている 宮崎監督は魔女の宅急便の主人公に思い悩んでいたのですが、 3時間の散歩の後に入った喫茶店でハッと思いつき、ナプキンに画を描き出しました。 大きなリボンをつけた主人公をナプキンに描き、これで映画ができると確信したそうです。
「風の谷のナウシカ」の巨神兵登場のシーンを 描いたのは…?
「風の谷のナウシカ」の巨神兵登場のシーンを描いたのは 若かりし頃の庵野秀明監督 庵野監督は23歳の頃に、ボストンバックと自分の描いた絵を持って 仕事をさせてほしいとジブリに現れました。 宮崎監督は、当時のほとんどしゃべらなかった庵野監督の顔を気に入って、 そのシーンを素人同然の彼に任せたそうです。