日本人が漢字を美しくした! 武田流ビジュアル満載国字辞典
「とうげ」という文字、山へんに何を付け足す?
正解は…「上」と「下」で「峠」
峠は、山道の上りと下りの境目という意味があります。
「しつけ」とは、身へんに何と書く?
正解は…身を美しくと書いて「躾」です。
これは日本の武家社会がうみだした素晴らしい国字で、 日本人の作法を表した、非常に素晴らしい国字です。
晩秋から、初冬にかけて吹く、北よりの強い風【こがらし】は、かぜがまえになんと書くでしょう?
正解は…「木」を吹きからす「風」で「凩」となります。
この国字はなんと読むでしょう?
正解は…ござ
正解は…むしる
正解は…おもかげ
弟を兄の姿に重ねて、おもかげがある・・という所から来ています。
中国では、「ナマズ」という意味の「鮎」という字。 何故、日本では「あゆ」を意味するのでしょうか?
正解は…日本書紀などが伝える、神功皇后が、戦いに勝つかどうか占いに釣りをした所、釣れた魚があゆだったことから、日本ではあゆと読むようになったと言われています。