アノ偉人たちも食べた! 歴史を変えたグルメ
鎌倉時代の承久の乱をきっかけに 全国に広まった食材とは?
正解は…梅干し
実は平安時代から梅干しは食べられていたのですが、 しょっぱいので、あまり貴族には好まれていませんでした。 ところが承久の乱の時、保存が利き、殺菌作用がある梅干しをご飯に入れておにぎりにして、幕府が自分たちの武士に配ったのです。 それをきっかけに広がったと言われています。
武田信玄が、駿河に攻め込んだのは、海で取れる、 塩と高価な????を手に入れるため
正解は…アワビ
当時、アワビと栗と昆布の3品は、戦に臨む兵士が縁起担ぎのため、 好んで食べていた食材だったのです。 つまり、美味しいからというよりも、部下の士気を高めるため、 アワビが大量に必要だった事が、海のある駿河に攻め込んだ一因だと言われています。
桜田門外の変の原因の一つになった豪華食材とは?
正解は…牛肉の味噌漬け
江戸時代、牛肉の生産が認められていたのは井伊直弼の地元、彦根藩だけでした。贅沢品の牛肉が大好きだった水戸藩主、徳川斉昭はたびたび彦根藩から牛肉の味噌漬けをとどけさせていました。 しかし、井伊直弼は大老になった途端、他藩に牛肉を渡すことを禁止したのです。 斉昭は、どうしても牛肉が食べたいので、牛肉を送ってくれと何度もお願いしたのですが、井伊直弼はそのお願いをつれなく断ったのです。 これにより、大きな確執がうまれ、その後、桜田門外の変が起こったのです。