その痛みは天気のせいだった! 天気予報でわかる「気象病」の防ぎ方
気圧の変化を感じ取っているのは体のどの部分でしょうか?
正解は…耳
耳の内耳にあるセンサー細胞が気圧の変化を感知すると内耳と脳をつなぐ前庭神経に混乱をきたし、その情報が脳から全身に伝わるのです。 過去にケガなどをした箇所があると、その患部の痛覚神経を刺激して痛みが発生するのです。
高気圧に覆われた晴天の日の方が痛みが出やすい病気があります。 晴れの日に多い病気とは一体何でしょうか?
正解は…急性虫垂炎(盲腸)
高気圧に覆われた晴れの日は、 ある特定の白血球が増加し、盲腸の中でも 重症レベルの炎症を引き起こすことが多いという データがあるのです。
気象病の中でも頭痛やめまいなどの症状は、普通の薬局でも買える????薬で予防できる! ????とは一体何でしょうか?
正解は…酔い止め薬
乗り物酔いの原因も、内耳と脳をつなぐ前庭神経の混乱です。 これは、気象病と発症の仕組みが似ています。 抗ヒスタミン剤が含まれる酔い止め薬は、 全庭神経を鎮める効果があるので、頭痛やめまいなどの気象病予防には効果が期待できるのです。 (※服用後は運転操作をしないでください)