ちょっと怖い謎解きアート! ミステリー絵画
ロンドンのナショナルギャラリーに展示されている名画、 「グラハム家の子どもたち」 この絵には、死を象徴する物が4つ描かれているといいます。 それは、一体何処に描かれているでしょうか?
正解は…「猫に見られている鳥かごの鳥」=死はいつでも突然襲いかかる 「天使像が持つ大鎌」=鎌は、麦を刈るように人の命を刈る、死のシンボル 「時計」=人生は有限である事の象徴 「羽ばたく鳥」=肉体から魂が離れていく象徴
これらは、単に描かれているのではなく、西洋の伝統として、「死を忘れるな」という意味が込められているのです。
モネは亡くなった妻の姿を描いてからあるものを描かなくなりました。 それは一体何でしょうか?
正解は…顔の表情
描きたくないのか?描けなくなってしまったのか? どちらにしても夫としての悲しみを味わう時に、芸術家としての自分が出てしまった。 そのことに複雑な思いを抱いたようだと先生は言います。 ※諸説あります。
パリのルーヴル美術館に展示されている、縦5m・横7mの大きな絵、 「メデューズ号の筏」 この絵は、19世紀に実際に起きた海難事故の様子を生存者の話を元に描いたものです。 遥か遠くを航行する船に手を振り、助けを求める絶望的な光景。 画家ジェリコーはあるメッセージを伝えるために大きなキャンバスに描きました。一体どんなメッセージでしょうか?
正解は…政府が隠蔽しようとした事故の真実を多くの人に知ってもらいたかった。
事故を起こした船の、艦長や貴族は救命ボートで逃げてしまったのです。
オランダの画家、ボスが描いた名画「愚者の石の切除」 医者が患者を手術しているようですが、実はとても怖いメッセージが込められています。 それは一体、何でしょう?
正解は…騙されるお人好し
ニセ医者がお人好しを精神の病だと騙し、嘘の手術をしてお金をふんだくろうとしているのです。