本当は怖いクラシック音楽の真実
先生が持っているこの杖は、17世紀頃に作られた オーケストラの演奏で使われていた 道具のレプリカです。 どの様に使われていたのでしょうか?
正解は…指揮棒
17世紀のフランス・パリのオペラ座では、 大きな杖で床を叩く指揮の方法が主流だったのです。
交響曲の父とも言われている、オーストリアの作曲家ハイドンですが、 彼が作った「告別」という曲は、演奏中にちょっと怖い事が起きます。 それは一体何でしょうか?
正解は… 演奏する人が舞台からいなくなっていく
当時、単身赴任で貴族のお城に住んでいた 楽団員たちが家族に会えない寂しさを ハイドンに訴えました。するとハイドンは、 演奏中に人がいなくなるという演出で 楽団員たちの気持ちを貴族に伝えました。 すると、その思いは通じ、 楽団員たちに休暇が与えられたのです。