隠れた病気が自宅でわかる! DIY健康診断
福岡県北九州市にある九州労災病院では、 入院患者向けに、 脳卒中が再発した時の早期発見の方法 「腕出しテスト」を教えています。
①まず、背筋を伸ばして立ちます。 ②続いて、両手を床と平行になるように 肩まで持ち上げます。 ③そのまま手のひらを上にして、 目を閉じ10秒間キープします。 10秒後、手が下がってしまったら要注意! 脳卒中が起きると、 脳組織が破損し、神経細胞が冒されます。 すると、その神経がもっていた体を動かす機能が 損なわれ手足に力が入らなくなってしまうのです。 ※疑いがあった場合、主治医に相談するか 病院で検査を受けることをおすすめします
肺の病気、COPD=慢性閉塞性疾患は、 肺が炎症を起こし気管支が細くなったり、 酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞が破壊され 咳や息切れ、さらには心筋梗塞の原因にもなる 恐ろしい病気です。 このCOPDの診断にある日用品を使うのですが、 そのある日用品とは何でしょうか?
正解は…マッチ
マッチ消しテスト 1.まず、火の付いたマッチを片手で持ち、 口から15cm程度の距離をとります。 2.その状態で、口を開けたまま、 炎に息をハッと吹きかけて炎が消せるか 試してください。 この時、口をすぼめてはいけません。 消せない場合は、息の速度が低下しており COPDの疑いがあります。 ※火の取り扱いには十分注意して行って下さい
最近、階段をあがるのがキツく感じる方は、 サルコペニアの疑いがあります。 サルコペニア=筋力が低下していき、 放っておくと自力で立ち上がれなくなり、 寝たきりになってしまうこともあるのです。
サルコペニアのDIY診断・指輪っかテスト 1.両手の親指と人差し指で輪っかを作ります。 2.その輪っかを自分の利き足と反対の足の ふくらはぎの一番太い箇所にはめてみてください。 この時、指で締め付けてはいけません。 このように、ふくらはぎが太く囲めない場合は、 問題ありませんが、 ふくらはぎの筋肉が細くなっていて、 囲めてしまった場合は要注意です。 筋肉量の減少が進んでおり、 サルコペニアの疑いがあるのです。
指輪っかテストは筋肉の量を見るテストです。 今度は、筋肉の質が衰えてないかをチェックする、 腕組片足立ちテスト。
1.椅子に座った状態で手を組んで下さい。 2.そのまま片足で立ち上がって下さい。 片足ずつ両方の足で、立ち上がることができて はじめて合格です。 ※まわりに注意して行って下さい ※無理をせず行って下さい
貧血になるとある食べ物が無性に食べたくなることがあり、 その食べ物の名前からホニャララ食症と呼んでいます。 その病名になったある食べ物は何でしょうか?
正解は…氷
貧血の中で一番多い、鉄欠乏性貧血で、普通は召し上がらない物を食べる、 異食症というものの中に、氷を食べる氷食症が含まれるのです。