自宅で簡単に出来る! 「DIY健康診断」
脳卒中のチェックテスト 「ペンを使ってトントンチェック」
紙とペンを用意してください。 まず、中心に印をつけた直径1cmの 円を書いてください。 そこから10cmぐらいペンを持ち上げ、 円の中心を狙って、トントンと1秒に1回の ペースで20回点を打ちます。 タイミングに慣れるまで、何回か練習してから チェックしてみてください。 ※慣れないうちに行うと、ずれやすくなります。 このチェックで円から外れた点が20個中 3個以上あった場合は、 脳に異常がある可能性が考えられます。 もしこのチェックでうまくいかなかった場合は、 「顔の表情に左右差があるか」 「手などに力が入りにくいか」 「ろれつが回らないか」 などのような脳卒中の早期診断をして、 おかしいなと思ったら、 病院で検査を受ける事をお勧めします。
フレイルのチェックテスト 「片足コインキャッチ」 フレイルとは、体力や気力が衰えてきて、 将来、介護が必要になる危険性が 高い状態のこと。
※足腰に不安のある方は、壁の近くで行ってください。 まず足元にコインを3枚並べます。 次に片足立ちになり、その状態でしゃがんで、 足元のコインを拾ってください。 男性は3枚全部、女性は2枚拾えればOKです。 この枚数を拾えない時は、筋力が低下している 可能性があります。
飲み込む力のチェックテスト「ごっくんテスト」
飲み込む力が低下すると、食べ物などが 食道ではなく、間違って気道に入ってしまう 「誤えん」を起こす危険性が高くなります。 30秒間にツバを何回飲み込みが出来るかを カウントします。 この時、喉仏の上に指を置き、飲み込んだ時に、 喉仏が指を乗り越えた場合のみ1回と カウントしてください。 唾液が出づらい人は、テスト前に少量の水を口に 含んでから行っても大丈夫です。 30秒間で3回飲み込めなかった人は、要注意です。 飲み込む力が弱いので、誤えんを起こす 可能性が高いと考えられています。
ある調査によると、味覚障害を持つ若者の多くは、 普段からある習慣がありました。 一体、どんな習慣でしょうか?
正解は…正解は、朝食を食べない習慣
特に若者の味覚障害は、朝食を抜くなど 食生活の乱れが関係していると言われています。
味覚障害チェック
味が付いていないただの水 水200ccに砂糖5g 水200ccに塩2.5gを溶かしたモノ A、B、C、3つの水を用意し、 どの水がどんな味か解らない状態で飲み、 味を当てて下さい。 どれか1つでも間違えたり、わからなかったら 味覚障害の疑いがあります。 受診をお勧めします。
平衡感覚のチェック 「あいうえおテスト」
紙とペンを用意してください。 まず、紙が動かないようにテープで固定したら、 ペンを持ち、反対側の手は太ももに置いてください。 そして、紙に「あいうえお」と縦に真っ直ぐに書いて いきます。 この時、机にヒジが付かないように 注意してください。 今度は、目を閉じた状態で別の色のペンを使い、 同じ場所に「あいうえお」とまた縦に書きます。 目を閉じて書いた文字が、左右に10度以上 傾いていた場合、平衡感覚に問題がある可能性が あります。
これらのチェックテストは、あくまでも早期発見のヒントです。 何かあれば病院でご相談ください。