意外と知らない! ここまで進んでいた最新医療
腎臓がんの手術では、通常がんを切除しますが 2011年から保険適用になった最新治療方法では、 がんを切除しません。 一体どうやってがんを治療するのでしょうか?
正解は…がんを凍らせる
「がん凍結治療法」は、腎臓がんの場合、 4cm以下の比較的初期のものに行える治療法。 使用するのは、1,5mm程度の細い針で、 超低温になる針を、皮膚の上から直接腎臓に刺します。 10~15分ほど凍らせ、解凍。 これをもう一度、繰り返せば治療は完了です。 凍るのは、腎臓がんとその周囲5mm程度なので、 腎臓の機能に大きな影響が及ぶことはほとんどないのです。