名探偵コナンと謎解き! 気付かずに忍び寄る下肢静脈瘤のナゾ
足の血管がボコボコとコブのように 浮き出て、最悪の場合皮膚がえぐれ 潰瘍ができ、歩行困難になる下肢静脈瘤は、 血管の弁が壊れて機能しなくなると起こります。 そもそも弁が壊れる原因は、 普段みなさんがやっているある状態が 一番良くないそうです。 一体どのような状態でしょうか?
正解は…立っている状態
なぜ立っているだけで弁が壊れるのか? その鍵を握るのが「ふくらはぎ」 ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで、 ポンプの働きをします。 すると、足の静脈の血液が下から上へと 重力に逆らって流れます。 でも立ちっぱなしの状態だと、 ふくらはぎの筋肉が働かなくなり、 当然ポンプも働きません。 ポンプが働かないと、足に血液が溜まってしまい 血管が拡張。すると、 弁も一緒に広がるため壊れてしまうのです。
今すぐ出来る! 下肢静脈瘤の予防法「ゴキブリ体操」
①仰向けに寝た状態で、両手両足を真上に上げます。 ②手足をブルブル30秒間振ります。 ※ひっくり返って、ジタバタするゴキブリを イメージしてやってみましょう! 《ポイント》 小刻みに振りましょう。 足首を動かすとふくらはぎの筋肉が刺激され、 足の静脈の血流が良くなり、 むくみの解消に効果的です。 手も同時に動かすことで、 カラダ全身の血流も良くなります。 1回30秒を1日3セットが目安です。 ※無理せず自分のペースで行ってください
頻繁に「 ??? 」になる人も、 下肢静脈瘤になりやすい! 一体何になる人でしょうか?
正解は…便秘
便秘の時にやってしまう力み過ぎがいけないのです。 力むとお腹の中の腹圧が上がり、 横隔膜の下を通る太い静脈を圧迫して、 足の静脈にも負担がかかって血管の弁が 壊れることもあるのです。