「わけあって絶滅しました。」第2弾
1500万年前、下あごが長くなった ゾウの仲間プラティベロドンがいました。 プラティベロドンはあることに疲れて 絶滅してしまいました。 一体何に疲れたのでしょうか?
正解は…食事に疲れてしまった
下あごが重すぎたのです。 水草を食べていた時は、水の浮力で重い下あごも楽に動かせました。 しかし地球環境が乾燥していくと、川は干上がり水草は枯れてしまいました。 そこで樹木の皮や地面を掘って植物を食べようとしましたが、 下あごが重すぎて、食事をするだけで疲れてしまい絶滅してしまいました。 ※絶滅原因は他にもあります
251年前、北太平洋のベーリング海に ステラーカイギュウというジュゴンの3倍もある 巨大生物がいました。ステラーカイギュウは ホニャララが強すぎて絶滅しました。 一体何が強すぎたのでしょうか?
正解は…仲間意識が強すぎた
ある日、一頭のステラーカイギュウが人間に見つかり攻撃されていると ピンチに陥った仲間を助けようとみんなが集まってきました。 すると、人間はその仲間意識に乗じて、集まってきたステラーカイギュウを 一網打尽。発見からわずか27年で絶滅させました。
6000万年ほど前に南米コロンビアにいた 史上最大のヘビ、ティタノボア。 13mもの大きな体を手に入れた ティタノボアですが、 ある事ができなくて絶滅しました。 一体何ができなかったのでしょうか?
正解は…体温調節
ヘビは気温に合わせて体温を変えて生きる変温動物です。 ティタノボアは恐竜絶滅後、大型化していきましたが、 一度体が冷えると温まりづらく、逆に温まりすぎると下げづらく、 体温調節が上手にできなくて絶滅したのです。