第10話「兄妹、解る。」2024年12月14日 放送
父の仇を討つために巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一(竜星涼)と妹・優貴(八木莉可子)は、警察の潜入捜査官であることを幹部の朱雀(白石聖)に知られてしまう。「まさか、あんたが裏切ってたなんて。……さよなら、貴一」。絶望した朱雀の銃口が貴一に向けられ、銃声が鳴り響く!!
一方、県警が行ったDNA型鑑定の結果、鳳凰(藤ヶ谷太輔)のDNAと、兄妹の父を殺した犯人のDNAが一致。やはり5年前に父を殺した犯人は鳳凰なのか……。さらに、鳳凰と青龍(桐山漣)の悲しい過去が明らかになる……。
そんな中、九頭龍の命を狙う幻獣幹部は、奪い返した“閻魔帳”を餌に九頭龍をおびき出そうとするが……。その動きを察知した入間(及川光博)たち県警が、幻獣と九頭龍を一網打尽にするべく動き出す!!
ついに迎える潜入兄妹、最後のミッション!果たして九頭龍の正体は!? 兄妹は父の無念を晴らせるか!? 命を懸けたダマし合いがついに決着……驚愕の最終回!!
以下、ネタバレを含みます。
入間は初代・九頭龍こと熊野(川瀬陽太)の犯罪を見逃す代わりにカネを受け取っていた。そのことで熊野に脅されるようになった入間は熊野を殺害し、閻魔帳を奪い取った。二代目・九頭龍となった入間は兄妹の父を殺し…。 全てが終わり、兄妹にようやく平穏な日々が戻ってきた……はずだった。兄妹の前に、見知らぬ男たちが立ちはだかる。「公安の者です。あなたたちに潜入してもらいたい組織があります」。――最悪だ――。