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シェアハウスの恋人

2013年1月期 水曜ドラマ
ストーリー

第1話

2013年1月16日放送

恋人なし、友人は深夜のコンビニというOLの津山汐(水川あさみ)30歳。自分が傷つかないために、いつも笑顔を作っていた彼女に、ある日、本社から閉鎖寸前の営業所への転勤の辞令が下った。

孤独に押し潰されそうになっていた夜、汐はコンビニの新人店員らしい男・櫻井雪哉(谷原章介)と出会い、彼に小さなトキメキを覚える。

転勤を契機に何となく自分が変われたらとシェアハウスに住むことにした汐。同居することになったのは、スーパーで働いている気さくで話しやすい男・川木辰平(大泉洋)と、自分の年齢と境遇に悲観してばかりいる山吹(三浦理恵子)。「こんなところに住んだらますます結婚が遠のく」と弟の津山凪(中島裕翔)の心配をよそに、他人との共同生活を汐はそれなりに楽しんでいた。

ある日、汐と辰平は山吹の誕生パーティーを企画。しかし、山吹が彼らに対して抱いていた本音を知って汐は深く傷ついてしまう。そんな汐に、辰平は汐に思いを寄せていること、そして自分は宇宙人であることを告白。汐は冗談だと相手にしないが…。

そんな中、凪と恋人の綿野カオル(川口春奈)が櫻井空知(君野夢真)という少年を連れてシェアハウスにやってくる。空知は、いなくなった父親を探して長野から出てきたのだという。空知が探している父は雪哉だと悟った汐は、ホームレス同然で行方不明になった雪哉を探しに向かう。

 

第2話

2013年1月23日放送

何となく自分を変えたいと願うOLの津山汐(水川あさみ)と、宇宙から来たと自称する川木辰平(大泉洋)、妻と息子を置いて家を出てきたらしい櫻井雪哉(谷原章介)のシェアハウスでの生活が始まった。

雪哉に淡い恋心を抱いていた汐だったが、ある夜、彼が辰平にキスをしているところを目撃してショックを受ける。しかしその一件の後も、雪哉は汐や辰平に心を開くどころかシェアハウスのルールを守る気すらなく、汐と辰平は彼に振り回されるばかりだった。

そんなある朝、雪哉の息子・櫻井空知(君野夢真)から汐に手紙が届いた。同封されていたのは、雪哉の妻・櫻井真希(須藤理彩)からの衝撃のメッセージと1枚の離婚届。雪哉にそれを渡しても大丈夫かどうか…汐と辰平は頭を悩ませる。

一方、汐の今後の人生を心配した弟の津山凪(中島裕翔)と恋人の綿野カオル(川口春奈)は、汐がシェアハウスから出て行きたくなるように、まずは雪哉を追いだそうと画策。2人はあの手この手で罠を仕掛けるのだが…一連の騒動を経てもマイペースを貫く雪哉に、汐と辰平は離婚届を見せることにする。

 

第3話

2013年1月30日放送

辰平(大泉洋)への恋心を抑えきれなくなってしまった雪哉(谷原章介)が、突然辰平に告白をした。覚悟していたとはいえショックを受ける汐(水川あさみ)だったが、それ以上に衝撃を受けたのは辰平。汐が思いを寄せる雪哉が自分に告白するとは…!

これで汐→雪哉→辰平→汐、“一方通行の片想い”という三角関係ができあがった。汐の弟の凪(中島裕翔)は、姉がシェアハウスを出ない理由は“辰平と雪哉のどちらかが好きだからでは?”と勘ぐる。姉につきまとう凪に嫌気がさした恋人のカオル(川口春奈)はある行動に出る。

汐は“どんなに辛くても片思いを貫こう”となかばヤケ気味の覚悟を決める。そして、まずは雪哉に就職してもらおうと考え、辰平と2人で雪哉の履歴書を作ったり、スーツを買ってきたりと大忙し。汐の同僚のメグ(木南晴夏)が父親のコネで雪哉の就職先を紹介してくれることになり、何とか面接まで漕ぎつけるが…

一方、同僚の香苗(もたいまさこ)から“私は火星人”と告白された辰平は香苗を質問攻めにする。

そんな中、取り引き先でミスをしてしまったメグのために謝罪に向かった汐は、そのフォローのために一日中奔走する。心も身体も疲れ切って帰宅した汐に辰平は、「雪哉に事情を聞こう」と提案。

雪哉はなぜ仕事も家庭も捨てたのか、その理由を話し始める。

 

第4話

2013年2月6日放送

雪哉(谷原章介)からハンカチを差し出されるという、思いがけないやさしさにときめく汐(水川あさみ)。しかし、雪哉の行動にはある理由があった。

その週末、辰平(大泉洋)は彼の正体を探ろうと画策している香苗(もたいまさこ)の孫・大(鈴木福)を預かることに。

日曜日の学芸会で「ももたろう」役を演じるという大のために、劇の練習に付き合う汐と辰平。

雪哉も自分の息子と同じ年頃の大と会話をする中で、忘れかけていた父親としての心を取り戻しつつあった。そんな様子を見た辰平は雪哉に週末の約束の延期を申し出るのだが、雪哉が納得するはずはなく…。

カオル(川口春奈)との恋の相談をするために姉の汐を訪ねてきた凪(中島裕翔)に大の面倒を任せて雪哉とプラネタリウムに出かけた辰平は、あることに気づき涙する。

大の学芸会当日。ビデオや横断幕を準備して応援に行こうと張り切る汐と辰平に、大は来なくていいと言い残して学校へ出かけてしまう。雪哉は劇の練習の段階から大の様子がおかしいことに気付いていた。

そして、学芸会本番前、大のウソが判明し、汐たちの姿を見た大は逃げ出してしまう!

 

第5話

2013年2月13日放送

ある朝、雪哉(谷原章介)の妻・真希(須藤理彩)が突然シェアハウスに現れた。離婚届けを受け取りに来たと言う真希のサバサバした様子に、心を閉ざしてしまう雪哉。汐(水川あさみ)は息子のためにも離婚を思いとどまるよう真希を説得するが、逆に真希から雪哉に告白するべきだとけしかけられる。

雪哉が立ち直ってくれるなら…と、汐は玉砕覚悟で思いを伝える決意をする。
汐の決意を聞いた辰平(大泉洋)は汐のために雪哉の本音をそれとなく探る。

すると、雪哉はバレンタインを毛嫌いしていること、「もし汐に告白されたらシェアハウスを出て行く」という答えが返ってくる。

悩んだ辰平は、汐に告白を断念させようと奔走するはめになる。そうとは知らない汐は、バレンタインのチョコレートと一緒にラブレターを渡すことに。カオル(川口春奈)との関係が悪化する一方の凪(中島裕翔)も、起死回生のラブレター作戦を考えていた。

そして迎えたバレンタインデー当日。汐は同僚用の義理チョコと雪哉への本命チョコを持って会社へ。そこで事件が発生――― 汐の外出中に後輩のメグ(木南晴夏)は、雪哉へのラブレターが入ったチョコを上司の杉ノ原(半海一晃)に間違って渡してしまう!
生まれて初めてバレンタインにチョコをもらい、杉ノ原は有頂天に。すると、杉ノ原は「チョコを返して欲しい」という辰平と汐の言葉に耳を貸さず、チョコを持って逃げてしまう…

 

第6話

2013年2月20日放送

思ってもいなかった辰平(大泉洋)からの告白に、ショックを受けた汐(水川あさみ)は声が出なくなってしまった。汐のためにとった行動が、とんでもない事態を引き起こしてしまったと動揺する辰平。辰平と雪哉(谷原章介)は、かつて汐が大声を出したシチュエーションを再現したらいいのではないかと、凪(中島裕翔)に相談。カラオケがいいか、相撲観戦がいいか、いろいろ考えた末、かつて大木にぶつかりそうになり大声を出したという思い出のスキー場に汐を連れて行くことになる。

作戦は失敗に終わるが、汐はある男性・大久保(林泰文)と偶然再会し、思わず声を出す。そして、声が出た理由を知った雪哉は意外な行動に出る。

スキーから帰った夜、辰平に告白の返事をした汐は、そのまま辰平の前で倒れてしまう。風邪を引き高熱が出たようだった。辰平は看病の仕方が分からず右往左往するが、雪哉のテキパキした指示で何とか徹夜で汐の看病にあたる。そんな辰平の姿を見た汐は、もうろうとする意識の中、「もし宇宙人だとしたら、なぜ地球にやってきたのか」と辰平に尋ねる。

辰平から返ってきた言葉―――それは、汐への深い愛情に満ちていた…

 

第7話

2013年2月27日放送

「汐ちゃんに幸せになってほしくてこの星に来たんだよ」という辰平(大泉洋)の告白を聞いて以来、汐(水川あさみ)の心は雪哉(谷原章介)と辰平の間で揺れ動く。

ある日、友人の結婚式に参加した汐は、花嫁が投げたブーケを取ろうとすると、明海(黒沢かずこ)に横取りされてしまう。彼女は雪哉がアルバイトをしている弁当販売会社の同僚だった。汐がシェアハウスで雪哉と同居していることを知ると、明海は普段の雪哉について汐を質問攻めにする。

そんな中、雪哉はアルバイト先から正社員にならないかと誘われていること、息子の空知(君野夢真)のために妻の真希(須藤理彩)と離婚しようと考えていることを明かす。しかし、「空知くんがお父さんに会いに行くと言っている。会って欲しい。」という汐の提案には一切耳を貸さず、しびれを切らした汐は思わず雪哉の頬を叩いてしまう。

一方、凪(中島裕翔)は恋人のカオル(川口春奈)と、今まで渡したプレゼントを返されるなど関係悪化の状態が続いていた。見かねた汐は仲直りさせようと、2人を買い物に誘う。買い物の最中、汐はふとした瞬間に辰平の幻影が何度も脳裏に現れ悩まされる。一体どういう意味なのか?

気分が悪くなった汐がシェアハウスに戻ると、明海が突然やってくる。背水の陣で雪哉に告白をしたいという。そんな明海と話をするうちに、汐は自分の気持ちと向き合い、ある決断をする。そして、それを知った辰平の体に異変が起き…

 

第8話

2013年3月6日放送

突然光り出した辰平(大泉洋)を前に、動揺を隠しきれない雪哉(谷原章介)と凪(中島裕翔)。凪は汐(水川あさみ)に連絡するが、汐は携帯電話の電源を切ってしまう。

一方、汐の勤務する営業所が3月いっぱいで閉鎖されることが決まった。それまで頑張ろうと、営業に励む汐。しかし、思うように成果が上がらず、さらには営業先でセクハラを受けてしまう。

そんな中、汐の職場にやってきた雪哉から、「辰平の様子がおかしい」と聞かされた汐はシェアハウスに戻る。しかし、辰平は普段のまま。拍子抜けした汐は辰平と雪哉に心にもない暴言を吐く。

同じ頃、辰平が故郷の星の歌だと歌った曲が気になって仕方ない凪は、カオル(川口春奈)と歌詞を調べる。歌詞の中の単語がインカ帝国で使われていたというケチュア語に似ていることに気づいた2人は、歌詞の解読作業を進めると…。

そして、辰平の身体が再び光る。その光は辰平の故郷の星の仲間たちの交信手段だった。彼らは次の満月の夜に辰平を迎えに来るという。衝撃を受けながらも、雪哉はその事実を受け止めようとする。

一方、メグ(木南晴夏)の実家に転がり込んだ汐は、彼女の父で会社の専務の望月(野添義弘)から営業所存続のための条件を引き出す。

ついに、凪は例の歌詞解読に成功、「あの歌は姉ちゃんのことを思った歌だったんだよ」と汐に伝える。その歌詞を聞いた汐は自分の本当の気持ちに気づき…

 

第9話

2013年3月13日放送

ついに両想いとなった汐(水川あさみ)と辰平(大泉洋)。汐は辰平に「これからもずっと一緒にいて欲しい」と言い、辰平も「分かった」と答える。

しかし、汐は久しぶりの恋、辰平に至っては初めての恋に、お互いどのように接したらよいか分からず、ぎこちないやりとりをしてしまう。

そんな中、雪哉(谷原章介)のもとへ妻・真希(須藤理彩)がやってくる。すると話の流れで、2人は汐と辰平のデートに付き合うことに。

向かった先は、なぜかサーカス。観覧中、辰平は汐からもらった大事なマフラーを象に持っていかれてしまう。

汐と辰平と一緒にいる時の雪哉の自然体な表情にショックを受けた真希は雪哉にこれまで言えなかった本音をぶつける。そして雪哉は、息子・空知(君野夢真)の卒園式が近づく中、ある決断をする。

汐は辰平のためにマフラーを編み始める。勤め先の営業所では閉鎖を食い止めようと、汐は営業活動にも奔走していた。後輩のメグ(木南晴夏)も契約を伸ばし、目標の新規契約50件達成まであとわずかとなるが…

一方、恋人のカオル(川口春奈)との関係を修復した凪(中島裕翔)は辰平にある想いを伝える。

辰平は悩んだ末、星の仲間が生き残っており、次の満月の夜に迎えにくることを汐に告白する。完成したマフラーを見て、ひとり、じっと考え込む汐。

満月の日。
辰平はいつものようにスーパーで同僚の香苗(もたいまさこ)と働いていた。

そしてついに、夜がやってきて…この恋の結末は!?

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