1937

【3問目】
皆さんは若い女の子になって頂きました。
若い女性が集まると、決まって話題になるのが彼氏の噂話。
そこで”笑点彼氏自慢”。皆さん他のメンバーを指名して、
お互いに彼氏を自慢してください。

歌丸	ねえ、好楽子。
好楽	なあに、歌子。
歌丸	あのね、私の彼なんか学習院に行ってんだから。
好楽	学習院？なあにウチの彼なんか少年院に入ってんのよ。

木久蔵	小遊子、小遊子あのね、あたしの彼ったらさ。ピアス耳ばかりじゃなく、鼻にもしてんのよ。
小遊三	なあに鼻くらい、あたしの彼なんかねえ、おへそにピアスしてるばっかりじゃなく、手錠も嵌められてんのよ。

楽太郎	ねえ、木久子。
木久蔵	なあに？
楽太郎	あたしの彼なんかさあ、情熱的でうなじに熱い吐息かけるから、あたし感じちゃう。
木久蔵	あら、うなじに？あたしの彼なんかさあ、お乳に直に吐息を吐きかけるから、あたし感じちゃう。いやんばかん、そこがお乳なの、あはん、いやんばかんうふん、そこはおへそでしょ、あはん。

好楽	じゃ、またその木久子。
木久蔵	痛いのよ、なあに？
好楽	私の彼なんかムード派でね、いつも心をトキメかせてくれるのよ。
木久蔵	あら、あたしの彼だってさあ、いつもハートが「ぽっぽぽっぽ」しててさ。ぽっぽっぽ、ハトぽっぽ～
圓楽	山田君は歌が嫌いなんだよ。
歌丸	全員の人にちょっと言っときますがね。この人指すのやめようよ。
圓楽	ちょっと休みなさい木久蔵さん。

小遊三	ねえ、楽子、楽子！
楽太郎	なあに？
小遊三	私の彼なんかね、私をちょいちょい海外に連れてってくれんのよ？
楽太郎	あら、高飛びじゃない。

好楽	ちょいと歌子！
歌丸	はあい。
好楽	私の彼と二人でね、愛の交換日記なんてやってんのよ。
歌丸	あら、私だって彼と交換入れ歯やってるわよ。

小遊三	ねえ、お隣の好子。あたしの彼なんかねえ、あたしのことを「君は僕の太陽だ！」なんて言うの、ちょっと大袈裟よね。
好楽	大袈裟よ、あたしの彼なんか、「あなたは夜空の星よ」なんて「昼間は見られない」なんてねえ。
小遊三	それ、けなされてるよ。
好楽	けなされてんですよ！

好楽	端の楽子。
楽太郎	なによ？
好楽	あたしの彼なんかねえ、高学歴、高収入、高身長の三高なのよ。
楽太郎	あら、じゃああたしの彼紹介するわ。高年齢、高血圧、高脂血症よ。

木久蔵	ねえ、歌子。
歌丸	いないわよ。
木久蔵	じゃあ、またにするわ。

楽太郎	居留守は駄目よ、歌子。
歌丸	なあに？
楽太郎	ここだけの話だけど、秘密ね。実は私の彼って笑点の司会してる圓楽師匠なのよ。
歌丸	悔しいわ、圓楽は私の前の男なのよ。