「叩かれて 昼の蚊を吐く 木魚かな」
蚊の多い季節ですが今回はこの
「叩かれて」を活かしてお得意の川柳を作って頂きたい。
円 楽
叩かれて 義経我慢の 勧進帳。
木久扇
叩かれて 叩き返せぬ 妻を持つ。
小遊三
叩かれて 若手が育つ 落語会。
昇 太
叩かれて 笑いが増える 漫才師。
たい平
叩かれて 甘さが分かる スイカかな。
好 楽
叩かれて 埃の出るのは この御人(小遊三師匠)。
円 楽
叩かれて 刺激与えて 毛を生やす。
歌 丸
生えねえよ。
小遊三
叩かれて 自販機小銭を 吐き出した。
木久扇
叩かれて おでき潰れて 膿が出た。
たい平
叩かれて 嬉し子供の 肩叩き。
昇 太
叩かれて ドアを開けたら ヨネスケだ。
たい平
叩かれて 切れ味を増す 日本刀。
木久扇
叩かれて 踏まれて蹴られて 痛かった。
円 楽
叩かれて 好楽ギャラが 三千円。
木久扇
叩かれて 鐘が鳴る也 法隆寺。