五・七・五といえば俳句や川柳ですが、それに下の句の七・七をつけると短歌になりますよね。そこで皆さん、昔から知られている俳句や川柳に七・七をつけて新しい短歌をこしらえていただきたい。 円 楽 これがまあ　つひの栖（すみか）か　雪5尺　メートル法なら　150cmか。   たい平 とんぼ釣り　今日はどこまで　いったやら　持たせりゃ良かった　携帯電話。   好 楽 古池や　蛙飛び込む　水の音　ついでに飛び込め　古女房。 小遊三 秋深き　隣は何を　する人ぞ　覗いていたら　職務質問。 たい平 雪溶けて　村いっぱいの　子供かな　そうなりゃ嬉しい　少子化問題。   好 楽 我と来て　遊べや　親のない雀　仕事もないし　どうせ暇だし。 昇 太 名月を　取ってくれろと　泣く子供　いくら泣いても　取れるわけねえ。 木久扇 鳴かぬなら　殺してしまえ　ホトトギス　そして食べよう　焼き鳥にして。   小遊三 長屋中　歯を食いしばる　花見かな　お酒はおちゃけで　卵はたくあん。 木久扇 松島や　ああ松島や　松島や　苗字わかるが　名前わからず。