1995年。
不慮の事故で突然、長い眠りについた10歳の少女、望美
家族は、バラバラになり、
初恋の少年は夢をあきらめ、それぞれに孤独な“今”を生きていた…。
ただ一人、母親だけは、娘の奇跡の生還を信じ、見守り続けた。
そして、2020年。
心は10歳、だけど体は35歳。
25年ぶりに少女が目覚めた!
「もし、あなたの大切な人が、
25年ぶりに目の前に現れ、
中身は、10歳のままだとしたら、どうしますか?」
すべてが変わってしまった世界に戸惑いながらも未来を生きる、
主人公の“時をこえた”成長物語。