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2021

12/28

【高校サッカー軌跡・宮城】宮城県代表の戦績は? 仙台育英は過去最高目指す

第100回全国高校サッカー選手権は12月28日に開幕します。宮城代表・仙台育英は31日の大みそかに、第89回大会覇者の滝川第二(兵庫)と激突。宮城代表が全国大会でどんな戦いを繰り広げてきたのか、過去の戦績を振り返ります。

■94回大会 野洲に快勝・聖和学園

97回大会から100回大会まで、今大会の宮城県代表で出場する仙台育英と、県大会で4年連続決勝を戦っているのが聖和学園。卓越した足元の技術で芸術的なサッカーを見せます。その個人技の真価を見たのが94回大会の1回戦でした。相手は84回大会優勝校の野洲高校(滋賀)。テクニック対決となったこの一戦は7-1で聖和学園に軍配が上がりました。今の聖和学園の選手の多くが「この試合を見て聖和に入りたいと思った」と口にします。

■98回大会ベスト8・仙台育英

各県一代表制になって以降、今大会代表の仙台育英学園が最高成績を残したのが98回大会でした。1回戦で五條(奈良)をPK戦で下し、2回戦の高川学園(山口)戦も勝ち、3回戦へ。日大藤沢(神奈川)との試合は両校とも7人目までが決めます。仙台育英は8人目が外しますが、日大藤沢の8人目のボールを今度は仙台育英が止めます。結果は両校10人ずつが蹴り、9PK8で仙台育英が準々決勝にコマを進めます。ここで帝京長岡(新潟)に惜しくも1-0で敗れベスト8に終わりました。今大会、城福監督は「今年は2年前を超えたいし、その力がある」と話します。

■99回大会3回戦敗退・仙台育英

去年は2回戦からの登場となった仙台育英。初戦は宮崎日大との対戦でした。躍動を見せたのが今年のキャプテン島野怜選手。ハットトリックの活躍を見せ、チームも終始相手に流れを渡すことなく初戦を突破しました。3回戦は強豪・市立船橋(千葉)と対戦しますが、3失点で敗退。この試合後に選手たちは、「全国制覇を目指す」と目標を決めました。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/ミヤギテレビ)
 

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