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2021

12/28

【高校サッカー軌跡・島根】島根県代表の過去成績は?

第100回全国高校サッカー選手権大会が12月28日に開幕します。2大会連続11回目の出場となった大社(島根)は、31日の2回戦で高校タイトル二冠(インターハイ、プレミアEAST優勝)の青森山田(青森)と対戦します。歴代の島根県代表は、全国でどんな戦いを繰り広げてきたのか。過去の成績を振り返ります。

■過去最高成績は89回大会ベスト4の立正大淞南

島根県代表の過去最高成績は、島根県大会最多18回の優勝を誇る立正大淞南が89回大会に記録したベスト4です。1回戦で帝京大可児(岐阜)に2-1、2回戦で野洲(滋賀)に3-2、3回戦で新潟西(新潟)に5-1、準々決勝で西武台(埼玉)に2-2の延長戦の末PK(5-4)で勝利し準決勝進出。迎えた準決勝では、優勝を果たした滝川第二(兵庫)に0-0の延長戦の末PK(6-7)で敗れましたが、島根県勢初のベスト4となりました。また、ベスト4に続くベスト8の成績も立正大淞南が二度(91・93回大会)記録しています。

■100回大会代表・大社の過去成績

2大会連続11回目の出場となった大社の最高成績は、63回大会の3回戦です。2回戦で秋田経法大附高(秋田)に1-1の延長戦の末PK(5-4)で勝利を収め、選手権初勝利となりました。しかし、続く3回戦で北陽(大阪)に0-2で敗れました。

その後、2勝目をあげたのが67回大会でした。1回戦で真岡(栃木)に1-0で勝利し選手権2勝目。しかし、2回戦で暁星(東京B)に3-1で敗れました。

去年の99回大会では、堀越(東京A)に試合終了間際に1-1と追いついたものの、PK戦の末敗退。32大会ぶりの勝利をあげることはできませんでした。後長直樹監督は敗戦後「全国での借りは全国でしか返せない。全国を目指し、次は勝利しよう」と選手に投げかけ、そして再び戻ってきた選手権の舞台。

対戦相手は94回大会で2点を先制しながら追いつかれ、後半アディショナルタイムに決勝点を許し敗れた青森山田(青森)。高校タイトル三冠を目指す青森山田に対し、伝統のパスサッカーで挑む大社は、67回大会以来33大会ぶりの勝利を目指し、大晦日のピッチに立ちます。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/日本海テレビ)
 

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