第100回全国高校サッカー選手権。山梨代表・山梨学院高校は、初戦となる2回戦で佐賀代表・佐賀東高校と対戦。再三チャンスをつくりましたがゴールネットは揺らせず、0ー2で敗れました。試合を振り返ります。
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試合は序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となり、前半3分、佐賀東に一瞬の隙を突かれ先制を許します。出鼻をくじかれた山梨学院でしたが、その後は攻勢を強め、サイドを起点にゴールへと迫ります。後半に入るとさらに勢いは増し、押し込む時間は続きましたがネットは揺らせず。すると試合終了間際、佐賀東にカウンターから追加点を奪われ、山梨県勢初の連覇への挑戦は、初戦で幕を閉じました。
試合後、山梨学院の長谷川大監督は「選手たちは持っている力を出してくれた。彼らの強みを生かして勝たせてあげることができなかったのは、自分の責任。この1年、前回王者としてのプレッシャーを感じながらも、選手たちはよく頑張ってきた。この3年間でやってきたことを人生のなかで生かして、胸を張って次のステージに進んでほしい」と選手たちへエールを送りました。
そして、キャプテンの谷口航大選手は「悔しいの一言。序盤の失点が想定外、大きなポイントとなってしまった。この1年、みんながいてくれたから、キャプテンとして苦しい時も乗り越えられた。みんなにありがとうと言いたい」と仲間たちへ感謝の言葉を口にしました。
※写真はキャプテン・谷口航大選手(中央)
(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/山梨放送)
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