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2022

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【高校サッカー戦記・大分】中津東 開幕戦で関東第一に6対0で敗れるも「やりきれた」笑顔

第100回全国高校サッカー選手権大会。2021年12月28日に東京の国立競技場で東京代表の関東第一高校と大分代表の中津東高校の開幕戦が行われました。100回大会の開幕、また新しくなった国立競技場で初めて行われる高校サッカーの試合ということもあり注目を浴びるなか心地よい緊張感の中で試合開始のホイッスルが響き渡りました。

試合は関東第一が持ち味のパスサッカーをいかんなく発揮しリズムを作ります。すると前半13分。関東第一の若松歩選手が100回大会の初ゴールを上げます。

直後に関東第一陣内深い位置からのフリーキックを得た中津東は、国広雄陽選手がゴール右隅を狙う精度の高いキックを蹴りますが、これは惜しくもクロスバー。先制して波に乗った関東第一の勢いを止めることができず、中津東は6対0で敗れました。

試合後、村本輝キャプテンは「歯が立たなかった部分も多かったが、自分たちのサッカーはやり切れた。」とすっきりとした表情で時折笑顔を見せ語りました。

ことし58歳を迎える首藤啓文監督は試合後選手に「私のおそらく最後になるだろう国立競技場に連れてきてくれて本当にありがとう」と県大会からの健闘をたたえ、選手たちを新しいステージへと送り出しました。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/テレビ大分)
 

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