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2022

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【高校サッカー戦記・福井】丸岡高校、ゴール奪えず4年ぶりの初戦敗退

第100回全国高校サッカー選手権。福井代表・丸岡高校は1回戦で大阪代表・阪南大高に0-3で敗れ、全国のピッチを去りました。試合を振り返ります。

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試合は前半から阪南大高ペース。J1・湘南ベルマーレに内定している鈴木章斗選手(3年)のポストプレーなどで数多くチャンスをつくり出します。そして13分、阪南大高は田中大翔選手(3年)のドリブルからのシュートで先制します。対する丸岡はGK・田邊満記選手(3年)が何度も好セーブを見せるなど必死に守りますが、22分にこぼれ球から阪南大高に追加点を許します。追い付きたい丸岡は、小関晴人選手(2年)を中心に攻撃機会をうかがいますが、帰陣の早い阪南大高の前にシュートの場面までつくることができません。

後半の立ち上がり、2分。阪南大高は、エース・鈴木選手がダメ押しの3点目を決めます。後が無くなった丸岡は守備ラインを上げ、相手陣内での攻撃を増やしますがゴールは奪えず、無得点のまま1回戦の西が丘で悔し涙を流しました。

丸岡の小阪康弘監督は試合後、「これから強いチームとしてやっていくために様々なことを強化していかなければならない。スピードや精度を上げていくことが大事」と話しました。一方で、「選手たち、特に3年生が本当に成長したなと思った」と、引退する最高学年をねぎらいました。

キャプテンの横山潤成選手(3年)は「率直に悔しいという気持ちが大きい。僕たちの悔しい気持ちを後輩たちにぶつけてほしいと思う」と、後輩へ想いを託しました。

丸岡のチームスローガンは、「謙虚に、ひたむきに、粘り強く」。土のグラウンドでトレーニングを積み、これからも泥臭く“丸岡らしさ”を追い求めます。

※写真はキャプテン・横山潤成選手

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/福井放送)
 

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