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2023

12/24

【高校サッカー全力新聞】「三冠王者」兵庫・神戸弘陵学園“和衷協同”を合言葉に目指すは全国制覇

大都市から豊かな自然、離島まで様々な地域がある兵庫県。中華街や旧居留地など異国情緒もある港町、神戸をはじめ、姫路城や有馬温泉など多くの魅力がある都市です。

12月28日に開幕を迎える第102回全国高校サッカー選手権大会。兵庫県の高校サッカー加盟校156校、参加数151チームの頂点に立ったのは、3大会ぶり12度目の選手権出場となる神戸弘陵学園。12月29日の1回戦では、宮城県代表の仙台育英学園と対戦します。

神戸弘陵学園は当初私立の男子校として開校されましたが、2014年の春から一部のコースでは共学となり、2020年4月からはすべてのコースで共学化されました。サッカー部はもちろん、女子サッカー部や硬式野球部、女子硬式野球部なども全国大会の出場経験があり、県内屈指のスポーツ強豪校です。

サッカー部は選手権全国へ過去11度出場し、最高成績は72回大会、元日本代表の奥大介さんを擁してのベスト8。そんなチームを率いるのは就任19年目の谷純一監督。高校時代は神戸弘陵のサッカー部でプレーしていました。

「弘陵の10番はチームを勝たせることが求められる」と話す谷監督自身もエースナンバーとされる背番号10番をつけ、キャプテンとしてチームを率いました。

チームの合言葉は「和衷協同(わちゅうきょうどう)」。

心を同じくしてともに力を合わせて戦うという意味で、2005年の谷監督就任以降この合言葉が継続して使われています。

■「三冠王者」神戸弘陵学園
神戸弘陵は今年の県大会の新人戦、総体、選手権予選を全て優勝し、学校史上初の県内3冠を達成。選手権地区予選では、5試合で34得点と高い得点力を見せながら、失点は3と攻守ともに高いレベルを誇ります。

しかし、現在の3年生の選手は、選手権の県大会98回、99回大会の神戸弘陵の連覇を見て入学したものの1,2年生の時に全国大会出場は経験できず、悔しい思いも多く経験してきました。

「チームの目標は全国制覇」と語った岡未來主将。今大会にかける思いは強いです。12月29日に仙台育英と対戦する「三冠王者」神戸弘陵学園。必見です。

(取材・文 高校サッカー選手権民放43社/サンテレビ)

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