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2023

12/24

【高校サッカー】激戦区大阪を制したのは東海大仰星高校!7大会ぶり6回目の全国へ!

今大会で102回目の開催となる全国高校サッカー選手権大会。219校が加盟する激戦区大阪では、準々決勝から準決勝までが中1日、準決勝から決勝まで中5日とハードなスケジュールで開催されました。そして、11月11日に行われた決勝(履正社―東海大仰星)では、東海大仰星が7大会ぶり6回目の全国出場を決めました。今回は東海大仰星の大阪大会決勝を振り返ります。

◇ ◇ ◇

■"激戦区"大阪
加盟219校の頂点を決める大阪大会は全国でも屈指の激戦区。決勝に駒を進めたのは、高校年代最高峰のプレミアリーグウエストに所属し連覇を狙う"前回大会王者"履正社と関西のトップを争うプリンスリーグ関西1部4位(11月30日現在)で近年の"大阪勢最高成績"全国ベスト4の記録を持つ東海大仰星が激突しました。

■"チームの精神的支柱"キャプテン水永がハットトリック!
試合開始は、両チームとも一進一退の攻防。履正社はゲームキャプテン9.河野朔也選手を中心に、東海大仰星はキャプテン9.水永直太朗選手がチームを牽引し序盤から激しい展開となりました。

試合が動いたのは前半22分、東海大仰星のキャプテン9.水永選手がフリーキックのこぼれ球を押し込み、東海大仰星が先制に成功。さらに前半35分コーナーキックからのこぼれ球を左足一閃、東海大仰星11.小林旺誠選手が準決勝に続いて2試合連続となるゴール、去年の大阪王者の履正社を攻め立てます。

後半2分には東海大仰星9.水永選手が頭で押し込み3点差、さらに後半25分にも水永選手がシュートを決めハットトリック。4点差に広がりました。東海大仰星は履正社を圧倒し7大会ぶり6回目の優勝を飾り全国への切符を手にしました。

試合後、東海大仰星・中務監督は「力のある相手に対して、選手たちは頑張ってくれたと思います。これから選手たちと良い時間を過ごしたい」とコメント。決勝でハットトリックを決めた9.水永直太朗選手は「ハットトリックを決めたが仲間がいないとできなかった。まだまだ仲間に補ってもらう事がたくさんある、全員サッカーで日本一を狙いたい」と水永選手らしく謙虚に全国への意気込みを語りました。

※写真上段 左:小林旺誠選手 右:水永直太朗選手 下段 大阪・東海大仰星高校イレブン

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/読売テレビ)

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