ストーリー

復習しよう!5話を振り返り!復習しよう!5話を振り返り!
#62023.05.17 放送

亜季(芳根京子)と北脇(重岡大毅)が見守る中、『カメレオンティー』の試飲会に、五木(渡辺大知)の大学の後輩の若菜(桜井日奈子)たちがやってきた。彼らは人気商品『ジュワっとフルーツ』の炭酸バージョン『ジュワっとフルーツ・スパークリング』を、開発部と共同開発中。通称『ジュワフルスパークリング』の試作品を飲んだ亜季は、その独特の口当たりに感動する。

若菜は、学会でこれまでの研究成果を発表するつもりだというが…。 学会で技術を発表してしまうと、特許の取得に必要な「新規性」が失われてしまう。亜季と北脇は、特許の出願まで学会発表を待ってほしいと若菜を説得するが、学会発表の要旨の提出期限は2週間後。共同開発に参加していた狩野(若林時英)は、北脇に正論で諭され、エキサイトしてしまう。

思わず「ビジネスに正義なんてない!」と、北脇のように強引に議論を終わらせてしまった亜季は、自己嫌悪。2週間で『ジュワフルスパークリング』の特許を出願する方法がないか模索する。しかしそんな中、大学側から共同開発の打ち切りが申し入れられ…。

「発明」とは、一体誰のものなのか。開発に携わった人が、全員幸せになれる方法はないのか、思い悩む亜季。時を同じくして、亜季はゆみ(福地桃子)と北脇が、北脇は亜季と五木が恋をしていると思い込み…!? 亜季はそれぞれの思惑が複雑に絡み合った問題を、解きほぐすことができるのか?

以下、ネタバレを含みます。

高梨(常盤貴子)から、若菜たちにも学会発表を急がなければいけない理由があるのではないかと指摘された亜季は、五木と共に大学へ。そこで若菜から、学会発表を急いでいた理由を打ち明けられる。彼女は、大学院修了後に助教として大学に残るために、学会発表という「実績」を作りたかったのだ。

『ジュワフルスパークリング』の研究を続けたいという若菜たちの思いを受けて、無事に共同研究が再開。特許出願を諦めきれない亜季は、特許や発明の「曖昧さ」の中にも価値があるのではないかと考えるが…。亜季の言葉を受けた北脇は、『ジュワフルスパークリング』の独特の味わいで特許を取る「官能評価」に可能性を見出す。
「口当たりの“ヤバさ”」という曖昧な評価を数値化できれば、2週間以内に特許を出願できるかもしれない!

特許出願に必要なデータの収集に協力するという若菜たちに、学会発表の準備の手伝いを申し出る土居とさやか(朝倉あき)。そして、『ジュワフルスパークリング』の特許は無事に出願され、若菜の学会発表の準備も完成した!

特許の奥深さを学び、その面白さを知っていく亜季。そんな中、北脇が実は大の猫好きという意外な一面が判明。
北脇が好きなのは自分ではなく猫のリリイだと知り、ショックを受けるゆみ。一方、さやかからも五木と「いい感じ」と指摘された亜季は、動揺を隠せず…!