2022年6月7日(火)
三浦市立初声中学校(神奈川・三浦市)

去年10月に、今回同様リモートで授業を行った学校です。先生から「前回、生徒たちが画面を食い入るように見ていた姿が印象的だった」とおっしゃっていただき、今回も1年生を対象に、2時間かけて「キラッと光るテーマ探し」についてお話しました。

リモートで行う場合はワークの時間を取れない分、最後に質疑応答の時間を多めにとっています。今回は、「これまでの最高視聴率はどのくらいですか?」「昔のアナウンサーはなんで皆同じ声に聞こえるのですか?」などなど、テレビに関する素朴な疑問がたくさん出ました。「そらジローの中の人はいつも同じですか?」という質問については、先生がカットインして「ハイ次!」。笑いに包まれました。

授業の感想をいくつかご紹介します。

  • ・インターネットに頼りがちな私達の世代に、否定はせず他の調べ方を提供してくれたことに優しさを感じました。
  • ・「へー」という話題でも、その話から「これはこうだ」「これはこうしよう」など色々な考えが生まれる事がわかった。
  • ・調べ学習のときに、みんなと似た内容になってしまうことが多く悩んでいたのですが、この講義で受けたことを参考に生かしていきたいと思います。

2022年6月23日(木)
千葉県立流山高等学校(千葉・流山市)

今回は流山高等学校が毎年行っている「社会人セミナー」という講座にお招きいただきました。商業科と情報処理科の1年生~3年生、約240人が参加してくれました。

日頃は簿記やITパスポートなどの資格取得を目指す生徒も多いそうです。この日は講師役として、学生時代に会計学を専門に学び、現在はIRの仕事をする社員も参加しました。冒頭、「IR(Investor Relations)は、社内事情を取材し、外部の投資家にわかりやすく説明する仕事です。皆さんの中にも将来、私のような仕事に加わってくれる人がきっといるはずです。楽しみです!」と挨拶。講師陣である私たちも、生徒たちにぐっと親近感が湧いたところで授業がスタートしました。

「情報のタネの見つけ方」は、他人と違う面白いアイデアをいかに生み出すのかがテーマです。この日は「橋」という題で、グループで企画案を生み出してもらいました。

後日、生徒からは「テーマについて考え、調べるには、想像力や粘り強さ、探究心など色々な力や心が必要なのだと実感しました」「私も将来仕事を見つける時は、何か1つの事に一生懸命取り組めるような職を探したいです」などの感想が聞かれました。

そして、この日のお礼にと、こんなに立派な野菜をいただきました。流山高等学校には園芸科もあり、その生徒が大切に育てた、その日獲れたての野菜。びっくりする美味しさでした。出張授業は、日頃仕事に追われがちな私たちの世界も広げてくれます。次の出会いがまた楽しみになりました。

(担当/林)

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