原作

 

筒井康隆/時をかける少女(角川文庫)

原作者 筒井康隆

1934年大阪市生まれ。 同志社大学文学部美学芸術学科を卒業、展示装飾専門会社を経て、デザインスタジオ設立。 SF同人誌「NULL ヌル」を発刊、当時の推理小説界の最長老・江戸川乱歩に認められて創作活動に入る。 『虚人たち』で泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、『ヨッパ谷への降下』で川端康成文学賞、『朝のガスパール』で日本SF大賞、『わたしのグランパ』で読売文学賞受賞。 ほか、フランス・パゾリーニ賞、菊池寛賞受賞。フランス・芸術文化勲章シュバリエ章受章。紫綬褒章受章。

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この話を書いてから早くも五十年。 その間映画になり、テレビドラマになり、アニメにもなり、舞台化もされ、多くの女優が演じてくれ、今またテレビドラマ化されようとしている。 自分自身にとっても、他の作家の作品を見渡しても、これほど幸せな作品はあるまい。 筒井康隆