開催概要

【番組情報】
シューイチにて"巨神兵東京に現わる"特撮の撮影舞台裏に4か月独占密着!ぜひご覧下さい。

■ 8/5(日)8:00~9:55  シューイチ(日本テレビ)
※生放送につき、都合によりオンエア予定に変更がある場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

いよいよ11月17日に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開を控えたこの夏、
ヱヴァンゲリヲンに関わるイベントが東京都内を中心に各所で展開中!

ヱヴァ関連イベント会場では「ヱヴァンゲリヲンQ:スタンプラリー2012夏!」がはじまりました!

「館長庵野秀明 特撮博物館」を含む、6つの各会場に、それぞれ絵柄の違うスタンプが用意されており、イベントに参加いただき、スタンプ全て集めるとヱヴァストアで特製オリジナルシールをプレゼント。

特撮博物館のスタンプ台設置場所は会場内になるオフィシャルショップにあります。スタンプの絵柄は葛城ミサト!
toku0803-1.JPG


スタッフも集めてます!まずは特撮博物館でスタンプをぺったんこ、と。
toku0803.JPG


→「ヱヴァンゲリヲンQ:スタンプラリー2012夏!」詳しくはこちら

ウルトラマンシリーズ45周年という節目の年に、
開催している「館長庵野秀明 特撮博物館」。
ウルトラシリーズのマスクや原画、メカなどが
たくさん展示されています。
しかし、この夏は「特撮博物館」だけじゃありません。

さいたまでは、「ウルトラマン・アート展」が開催中。
今日まで続く巨大ヒーローの原点となったウルトラマンとウルトラセブンを、
美術的な視点でとらえ、当時のデザイン原画や造形物、記録写真など、
またそのイメージから生まれた今日のフィギュアなどを展示。
映像に結集し、映像から生まれた創造力を紹介します。

ultra_art.jpg

展覧会名:ウルトラマン・アート展
会   期:開催中~2012年9月2日(日)
       ※月曜日(7月16日は開館)
開館時間:10:00~17:30(入場は閉館の30分前まで)
会   場:埼玉県立近代美術館
アクセス :京浜東北線・北浦和駅西口から徒歩3分(北浦和公園内)
詳しくはこちら

弥生美術館では「大伴昌司の大図解展」を開催中。
少年マガジンを中心とした少年雑誌で、
怪獣や特撮映画、SF、恐怖文学、CM、劇画など多彩なテーマを
先駆的なビジュアル構成で紹介し、多くの人に影響を与えた
大伴流〈大図解〉の世界を、ラフスケッチや構想メモ、
南村喬之や柳柊二、石原豪人、水氣隆義らの挿絵原画、
当時の雑誌資料などからご紹介いたします。

カネゴン図解(マガジン)2.jpg

展覧会名:大伴昌司の大図解展
会   期:開催中~2012年9月30日(日)
       ※月曜日(ただし8/13(月)は臨時開館、
                    9/17(月・敬老の日)開館、翌9/18(火)休館)
開館時間:10:00~17:00(最終入場は16:30)
会   場:弥生美術館
アクセス :地下鉄千代田線「根津駅」1番出口より徒歩7分
地下鉄南北線「東大前駅」1番出口より徒歩7分
詳しくはこちら

今年の夏休みはこの展覧会を回って、
ウルトラ満喫しよう!!

©円谷プロ


『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』にて展示されている数々のミニチュアや、その他日本特撮映画の多くのミニチュア手掛けてきたマーブリング・ファインアーツによる、特撮課外講座が8/28(火)の1日限定で開催されます!無料にてご参加いただけます。

普段はなかなか語られることのない「ミニチュアエフェクト」について、
懐かしのテレビ特撮の上映や、映像業界の未来に関するディープなお話まで!
クリエイターを志す方から、展覧会のついでにお越し頂く方まで、
この貴重な機会を是非お見逃しなく!

→ミニチュア特撮課外講座の詳細・ご応募はコチラから


marbling2.JPG
marbling5.JPGmarbling4.JPG
marbling3.JPG

『特撮博物館』使用ミニチュアメイキング マーブリング工房内にて


「館長庵野秀明 特撮博物館」開催を記念して、庵野秀明館長らが学生時代に制作したアマチュア特撮作品アノ「DAICONFILM版 帰ってきたウルトラマン」のDVDが特撮博物館会場内にあるオリジナルショップなどで販売されることが決定しました!


この作品は、アマチュアグループ「DAICONFILM」が1983年に自主制作した特撮映画です。
円谷プロの同名作品の世界観を拝借した作品ですが、本家ウルトラマンに愛着の強かった庵野秀明を中心にアマチュアらしからぬ高い密度で制作され、重厚なストーリーと精緻なミニチュア特撮とが当時の大きな話題となりました。


本DVDは、円谷プロダクションの例外的なご厚意により、2001年に(株)ガイナックスから発売されたDVDを、「特撮博物館」の開催を記念して期間限定で再販売許諾をもらい実現したものです。
作品本編に加え、メイキングムービーや当時の記録写真を多数収録。また絵コンテや設定資料、スタッフインタビューやプロダクションノートなどを含む詳細な製作記録資料もパソコン等で閲覧できる仕様となっています。


特撮博物館会場内にあるオリジナルショップと、エヴァンゲリオン公式ショップ「EVANGELION STORE」

8月1日(水)より販売します!

(C)DAICONFILM-1.jpg(C)DAICONFILM-2.jpg


■「DAICONFILM版 帰ってきたウルトラマン ‐マットアロー1号発進命令‐」DVD
総監督:庵野秀明
企画・製作:DAICONFILM(1983年作品)
発売:株式会社ガイナックス
価格:7,140円(税込)
仕様:ハイブリッドDVD 1枚
    スタンダードサイズ(1:1.33) カラー
    本編約28分+映像特典(メイキング)約16分、記録写真集
    パソコン用データとして、スタッフインタビュー、プロダクションノート、
    設定資料集、絵コンテなど詳細な製作記録資料を収録


0731.jpg※本DVD収録の自主製作映画「帰ってきたウルトラマン」は、株式会社円谷プロダクションの同名作品の意匠を借りた作品であり、円谷プロダクションのご好意により例外的にDVD化の許諾をいただいたものです。
「帰ってきたウルトラマン」のタイトルおよび作品世界の意匠は円谷プロダクションがその著作権を有しています。

※本製品は、株式会社ガイナックスから2001年に発売された製品を再販売するものです。初回発売時に同梱されていた「製作記録CD-ROM」の内容はそのままハイブリッドDVDに収録されており、パソコン等で閲覧可能です。なお、本作品はアマチュアによる8ミリフィルム作品であるため、画質、音質ともに良好でない部分が多々あります。ご了承ください。

********************************************************
■ストーリー

「アロー1号発進命令(増殖怪獣バグジュエル登場)」
外宇宙からの隕石「ラムダ1」の落下により、平和だった地方都市、ヒラツネ市が一瞬にして消滅した。調査に向かったMATは、ラムダ1とともに飛来した怪獣バグジュエルと遭遇する。強力なバリアで身を守るバグジュエルに対し、MATの攻撃は効果を上げられない。
そして激しい戦闘の中、バグジュエルの攻撃を受けたイブキ隊員のMATアローは墜落炎上する。
通常兵器をものともしないバグジュエルに対し、地球防衛軍上層部は熱核兵器による攻撃を決定した。イブキ隊員の生存を信じるハヤカワ隊員(実はウルトラマン)は核攻撃に反対するが、謹慎を命じられてしまう。
翌朝、イブキ隊員の実父、イブキ隊長自らが、核弾頭装備のMATアローで発進した。
そして、意を決したハヤカワ隊員はウルトラアイを手にウルトラマンへと変身する・・・。

(C)DAICONFILM-3.jpg

********************************************************
■解説

本作品は、当時大学生だった庵野秀明を総監督として制作されたアマチュアによる自主制作作品です。
8mmフィルムによって撮影された特撮作品ですが、庵野ら当時のスタッフたちの努力によって、プロをも驚かせるクオリティの作品となりました。
製作期間は約半年。無料奉仕の学生スタッフによって膨大な手間が投入されています。
登場するメカニックやミニチュアの家々は、ほとんどが紙製。
民家、電柱、道路標識、自動車、など数百点のミニチュアによって、地方都市の景観が再現されました。
他にも指令室のセットや隊員たちの衣装、怪獣の着ぐるみなどあらゆるものが、経験皆無の素人たちが試行錯誤の末に作り上げたものです。
火薬による爆発をはじめ、制約の多いカメラでの多重合成やアニメーションなど様々な特殊撮影をも駆使して、自分たちの愛してやまない「ウルトラマン」の世界を再現しています。

(C)DAICONFILM-4.jpg

********************************************************
■「DAICONFILM」とは

DAICONFILMは、1980年台に大阪を拠点としたアマチュアの映画製作グループです。
SF大会というファンイベントのプロモーションの一環として映画製作を始めました。参加したのは、大阪近辺の大学の学生たち。複数の大学の学内サークル同士のつながりから100名を超えるスタッフが集まりました。ほとんどは映像の製作経験のない素人でしたが、庵野秀明ら数名の芸術系大学の学生が作品作りの中心となりました。
スタッフたちはもちろん、手弁当のタダ働き。製作費は、上映会やビデオソフトの売り上げなどで賄いましたが、時にはスタッフ達の持ち出しに頼ることもありました。
約5年間の活動期間に、アニメーション、ヒーローもの、怪獣映画など多岐にわたる作品を8本製作しました。アマチュア活動を終了後、中心スタッフたちはプロとして劇場アニメを製作するスタジオを立ち上げました。これが後に「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」などを世に送り出すアニメスタジオ「GAINAX」の起源です。

 

(C)円谷プロ
(C)DAICONFILM

最新記事

カテゴリ


「巨神兵像」 竹谷隆之作 ©二馬力・G