人の顔を覚えるのが仕事だった仕事人間の患者(祥子)が 失ったのは人の顔を認識するという何よりも大切なものだった…
▼相貌失認
人間は、目で見た視覚情報を脳の紡錘状回というところに送る。
目なら目を、口なら口、その配置も含め細かいこと全てをいわば脳の引き出しに蓄える。そして誰かを見た時、瞬時にこの引き出しを開けて、視覚情報と一致させる。しかし、その引き出しが極端に少ない状態のこと。
※声や服装で推測する場合やホクロの位置などで推測する場合もある(失認の程度による)
☆★もう一つの顔は、いつも唐突に現れる・・・
それは時に人を畏怖させ・・・それは時に自分自身を驚かす…
だけど・・・その新しい顔が・・・人生に彩りを与えてくれる★☆
次に“トップナイフ”たちの前に現れる脳の秘密とは―――