体の一部が自分のものじゃない、不快だと感じてしまう症状。原因も治療法もないため本人は苦痛で苦痛でしかたがない・・・
▼BIID(身体完全同一障害)
自分の体の一部が自分のものじゃない、不快だと感じてしまう。ある意味、幻肢などと同じ状態。脳の中のマップが混乱している機能不全の一種。
*本人にとってはとても苦痛のため、自殺を図ったり、不快な部分を切り落とそうと考えたりする。
*BIIDの人々は、だいたいは幼少期から特定の身体の部位(たとえば足)が自分の身体の一部ではないという感覚をもっており、切り落とそうと努力することがある。
また、切り落とすことの次善の策として不用な方の膝を強く曲げて縛って片足で歩く方が気分が良いという人もいる。
次に“トップナイフ”たちの前に現れる脳の秘密とは―――
>サマリーNO.10 幻の自分に翻弄される男
>サマリーNO.12 幻の腕に痛みを感じる男