ここに、30代、40代、50代の3人の母親がいます。
生活レベルも全く違う3人に共通するのは、
『自分の子供を志望校に合格させたい!』
という切実な願い。
いっぽう3人の子供たちも、
親には言えない「深刻な問題」を
抱えていました。
トラコは子供に尋ねます。
子供たちはすがるような眼差しで答えます。
トラコは、決して説教もしないし、
難しいことも言いません。
ただ、世の中にある現実を子供たちに見せるだけ。
子供たちは、いつの間にか
「正しいお金の使い方」を知ることになります。
そして、ほんの少しだけ
自分の進む道がわかってくるのです。
はじめはトラコに対して疑心暗鬼だった親たちも、
少しずつ成長していく子供たちを前に、
自分たちの人生に自信を持ち始め、
新しい家族のあり方を模索するようになるのです。
トラコは、「家庭の教師」だったのです。
けれど・・・彼女はなぜそんなに
「お金」にこだわるのでしょうか?
そして、トラコの本当の“目的”とは・・・