かつては一世を風靡した恋愛小説家・水無瀬 碧とその娘・空。
仲良し母娘と御近所さんが暮らす、そして日本テレビもある東京都・港区。
このドラマの舞台は、東京のど真ん中で高層ビルに囲まれながらも下町情緒を残す架空の町、港区すずらん町。あ、「すずらん町」は架空の町ですけど、画面にはいっぱい実際の港区のステキな風景やスポットが登場します。
この連載では、港区内の実際のロケ地や魅力的なスポットを紹介します！

＜第5回＞
光が空を抱きしめた公園は…？

ドラマの随所に登場する港区の風景・名スポットを紹介するこのコーナー。第５回となる今回は、特別に「芝浦公園」と「一ツ木公園」の2つのスポットをご紹介します！

第6話では、碧と空の間に衝撃の事実が！
動揺を隠せない空に光はいつもと変わらない態度でそっと寄り添い、距離がグッと近づいた二人。そんなハートフルなシーンのロケ地として、２つの公園が登場しているんです！

まずは、自分の血液型を確かめるために病院へ向かう途中、足を止めてしまった空と光が“道草”をするシーンで使われたのが、JR田町駅からすぐの場所にある「芝浦公園」。

複合施設「みなとパーク芝浦」に併設する新しい公園で、クッション遊具、スプリング遊具、ロッククライミング、水飲み場、パーゴラ、バスケットゴールなどが充実！

空と光がしゃがんで会話をしていた広い芝生広場は、近くの住民やオフィスワーカーの憩いの場所としても人気。様々なサクラ（ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ、シダレザクラ）、ケヤキ、セイヨウシャクナゲ、アジサイ、キンモクセイといった植物も見られる緑豊かな公園は、空のように気分転換したい時にもピッタリな場所かもしれません。

そして検査結果を知った帰り道、二人がブランコに座って対話するシーンが印象的だったのが、「一ツ木公園」。区内に86もの坂がある港区のなかでも、特に急な坂として知られる三分坂(さんぷんざか)を登り切った高台にある公園です。

斜面に並ぶケヤキの大木が坂の下の喧騒を遮り、都心にいることを忘れさせるようなのどかな雰囲気で、公園から見下ろす町並みには開放感も！春先には公園入口の大きなサクラが花を咲かせ、5月下旬になると藤棚が見頃を迎えるんだそう。

この公園でパニックになった空の気持ちをしっかりと抱きとめた光。頼りがいのある一面がのぞいた素敵なシーンでした！第７話では、いよいよ空が碧と向き合うことに・・・。気になる空の出生の秘密をお見逃しなく！