【ウチカレ 碧と空が暮らす街・港区ステキ探検隊!】第7回「空と渉先生の出会いの場所」
かつては一世を風靡した恋愛小説家・水無瀬 碧とその娘・空。
仲良し母娘と御近所さんが暮らす、そして日本テレビもある東京都・港区。
このドラマの舞台は、東京のど真ん中で高層ビルに囲まれながらも下町情緒を残す架空の町、港区すずらん町。あ、「すずらん町」は架空の町ですけど、画面にはいっぱい実際の港区のステキな風景やスポットが登場します。
この連載では、港区内の実際のロケ地や魅力的なスポットを紹介します!
<第7回>
空と渉先生の出会いの場所
ドラマの随所に登場する港区の風景・名スポットを紹介するこのコーナー。第7回は観光スポットとしても人気の「芝公園」をピックアップします!
第8話では、人生の一大事に、空が自分ではなく光に相談していたことを知って大ショックの渉先生。さらに、渉先生は光をライバル視して恋の宣戦布告まで!お互いに恋愛に慣れていない空と渉先生の恋模様は波乱の展開に・・・。そんな2人が、第1話で運命的な出会いをしたシーンを覚えていますか?
ソイペチーノを片手に歩いていた空が、ふと“空の匂い”を確かめようと上を向いて歩き、つまずいて派手に転んでしまう・・・。そこに手を差し伸べたのが、渉先生だった!というなんともドラマチックな場面。そんな印象的なシーンを撮影したのが「芝公園」だったんです。
撮影では、公園にソイペチーノをこぼさないように、公園と同じようなダミーのタイルを美術スタッフが用意して撮影されました。そして実際にこぼれる瞬間、ソイぺチーノが飛んでるカットは、なんとCGで制作!空ちゃんにはマット、カメラ側には養生用のビニールを敷き詰めて、万全の状態で撮影が行われていたんです。
第1話の重要なシーンの舞台となったこの区立芝公園では、近くの住民が犬を散歩したり公園の周りをランニングする姿が見られます。また、晴れた日には周辺のオフィスワーカーがランチを楽しむなど、まさに都会のオアシス。
中央の芝生広場は、ピクニックなどにもピッタリで見通しがよく、東京タワーを眺める絶好のスポットとしても大人気です。
公園入り口の広場にはシンボルとして建つ「平和の灯」やバラの植栽が見られる花壇があり、公園の奥には四季折々の花を演出する交流ガーデンも。自然が豊かで「芝東照宮」との境にある大きな木々は、鳥や虫の貴重な生息場所。日差しの中にひんやりとした木陰ができて、散策の合間にほっとできる空間です。第三回で紹介した“しばみつ”の蜜も、この芝公園から多く採れるそうです。
ドラマに、たびたび登場している穏やかな「芝公園」の風景。次回の第9話でも、碧と空が「芝公園」を歩きながら会話する母娘のシーンが登場するので、そちらもぜひチェックしてみてください!