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脚本 / 北川悦吏子
母と娘の話をずっと書いてみたいと思っていました。
母と娘のラブストーリー。そして、超ド級のコメディ。
でも思わぬところで涙がポロリ。
今までの既存のドラマの概念から抜け出すつもりです。アバンギャルドなこのドラマ。
さてのるかそるか、の大冒険です!
みなさん、ついて来て(祈!)
菅野美穂 / 水無瀬 みなせあおい 役
北川悦吏子さんの作品は、セリフがリアルだったり、リアルからちょっと離れた夢の世界をいったりきたりするところがとても好きです。 特に『ロングバケーション』の「足の中指って薬指っぽくない?」というセリフが素敵で印象に残っています。
これまで北川さんの作品に出演する機会がなかったので「もうないのかな」と思っていたところ、今回ご一緒することができ、本当に嬉しいです。
このドラマは、ホームドラマのような要素もある一方で、恋愛したいお母さんとオタクの娘という、ドラマとしては新しい親子像が描かれています。 ホッとできる部分と新しい部分、そして北川さんの紡ぐ会話によって、軽やかで楽しいドラマになる予感がしています。
私自身も子育て中の母親ですが、まだ小さいので「子の恋愛で悩む」というのは未知の世界です。 ただ、いろいろなことが少しずつわかるようになってきているので、ゆくゆくはドラマも見てもらえたら嬉しいですね。 その時に恥ずかしくないよう、今、一生懸命務めたいと思っています。
浜辺美波 / 水無瀬 みなせそら 役
母と娘の対話が多く、仲の良さがとても伝わりましたし、ずっと二人で支え合って生きてきたんだろうな、いい親子関係だなと感じました。 ラブストーリーとしても、母も娘も不器用でマイペースでなかなかスムーズには進まないし、決まらないですが、そこがとても愛らしく感じました。
空は大の漫画好きで、これまで恋愛のきっかけがなかった女の子です。〝筋金入りの漫画オタク″という役ですが、私は誰もが何かのオタクであると思います。 空にとっての熱中した分野が、たまたまアニメや漫画であるというだけで。 熱中するものが存在するということはとても素晴らしいことだと思いますし、その分野に対して知識や収集を極めたことへのリスペクトがあります。 恋愛を重要視していないという点もすごく共感できます! 恋愛って無理してするものじゃないし、 (彼氏が)いなくてもいないなりに楽しいし自由に過ごせますから。
今回、脚本の北川悦吏子先生からお手紙を頂きました。 「しばらく私の娘になってみませんか。一緒にみたことのない景色を見ませんか」という言葉に、こんな幸せなことがあるかと思いました。 (母の)碧を演じられる菅野美穂さんは、家庭で奥様も母親もされながらお仕事をされている姿はかっこよくて尊敬しかありません。 北川先生の、そして菅野さんの娘に全身全霊でなるつもりで挑みます!
岡田健史 / 入野 ひかる 役
脚本を拝見させて頂いて、自分の本質を隠しながら生きている人間って、今の時代たくさんいるだろうなと感じました。 きっと光もその中の1人ですし、そんな光と重なる部分が自分にもあると思いました。 僕が演じる光をとおして、多くの矛盾の中で生きる強き同志達の“光”となれたらと思いました。 脚本の北川さんとお話する機会があったのですが、僕が演じさせて頂く光とは、どのような人間なのか、作品にとってどのような存在でありたいのか。 役を構築する最初の段階で役について話せたことに、役者としてこの上無い感謝の気持ちを感じたのを強く覚えています。
今回オタクの女の子を好きになる役ということですが、僕も、絵を描くことや木彫り、掃除などの分野についてはある種のオタクなので、 “オタク”という言葉に全く違和感がないです。同じ“オタク”、もしくは理解し合える人に出会うことがどんなに幸せなことか、この頃痛感します。
ウチカレのチームが生み出す化学変化でこの世を明るく照らしていきます。是非ご覧ください。
川上洋平 [Alexandros] /  橘 たちばな漱石そうせき
北川悦吏子さんからお手紙をいただきまして。 その手紙が本当に素敵で、思わず訪れたことのない場所へと旅したくなりました。 色々と不慣れなこともありますが、それを越えてとにかく楽しみです。 いただいた役を一所懸命、丁寧に演じ全うしたいと思います。 よろしくお願いします。
有田哲平 / 小西編集長 役
僕は「芸能界きっての“カンナー”」と言われるくらい菅野美穂さんのファンでした。 お互い結婚もして現実の世界ではもう無理ですが、フィクションの中では、もしかしたら僕と菅野さんがお付き合いできるチャンスが巡ってくるのでは…ということで 、 3人、彼氏候補がいらっしゃるのであれば、ぜひその中から僕が勝ち取りたいと思います !(笑)
沢村一樹 / ゴンちゃん 役
大都会のど真ん中、巨大な商業ビルや最高級のタワーマンションが立ち並ぶエリアを横目に、逞しく生き延びる商店街を支える老舗の鯛焼き屋の店主として、老若男女、様々な人々が行き交う街で暮らしてきたからこそのバイタリティーと人としての温もりで、この冬、皆さんの心を温めたいと思います。
福原 遥 / 伊藤沙織(サリー) 役
台本を読んでいると楽しくて自然と笑みがこぼれちゃうような、抱き締めてもらえるような、ものすごい温もりを感じる作品で、今はこの世界に早く入りたくて仕方ありません!
そしてなにより、尊敬している皆様とご一緒させていただけることがこの上なく嬉しく、光栄に思っております。 ホッとできるような温かい空間を皆さんにお届けできるよう、精一杯、沙織と向き合い、楽しみたいです。 よろしくお願い致します!