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2017.09.17

5日目全試合みどころ=日本はブラジル戦!

【第3試合は日本の集大成VSブラジルの"本気"】
まだ勝ち星のない日本だが、各選手は随所でワールドクラスのプレーを披露。柳田将洋のジャンプサーブ、山内晶大の速攻、大竹壱青の"ハンマースパイク"、井手智のスーパーレシーブは、これまでの試合で相手の脅威となってきた。それらの歯車がかみ合えば、世界ランク1位の"帝王"ブラジルとも好勝負ができるはずだ。

16日、ともに2勝1敗だった米国との対決に勝利し、大会4連覇へ向けて大きく前進したブラジル。しかし、同じく3勝1敗でイタリア、イランが並ぶ。大会4日目を終えての勝ち点はブラジルが9、イタリアが9、イランが7。例え日本戦で勝利しても、勝ち点でイタリアに並ばれる可能性がある。そうなった場合に順位を決するのはセット率。日本戦は総力戦でストレート勝ちを狙うつもりだ。


【第1試合はイタリアの追い込みVS米国のプライド】
16日のフランス戦を制して3勝1敗とし、優勝戦線に踏みとどまったイタリア。現在、首位のブラジルと勝ち点9で並んでいるが、セット率では下回っており、最終戦は是が非でもストレートで勝利したいところ。Wエースのフィリッポ・ランザ、ルカ・ベットーリで得点を量産して3セットで勝負を決め、日本VSブラジルの結果を待つ。

 米国は16日の第4戦でブラジルとの大一番に敗れ、2勝2敗の五分に。世界ランキング2位のプライドにかけて、負け越しで終わるわけにはいかない。ブラジル戦で両チーム通じてトップの27得点を挙げるなど、試合を重ねるごとに調子を上げている絶対的エース、マシュー・アンダーソンがチームを有終の美に導く。

【第2試合はイランの奇跡VSフランスの意地】
16日の日本戦に勝利し、3勝1敗としたイラン。勝ち星ではブラジル、イタリアと並んだが、勝ち点では2ポイント下回っており、優勝するには勝利が絶対条件となる。初戦で16年リオ五輪銀メダルのイタリア、第2戦で世界ランキング2位の米国を破るサプライズを起こしてきただけに、最終日の奇跡にも期待したいところ。エースのガフールでフランスを打ち砕き、吉報を待つ。

ヨーロッパ王者の看板を背負って大会に初出場したものの、ここまで1勝3敗と振るわなかったフランス。得点力不足が低調の要因の一つだったが、16日の第4戦イタリア戦ではオポジットのジャン・パトリが21得点と気を吐いた。最終戦でもアタッカー陣が意地を見せ、笑顔で大会を終えることはできるか。

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