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2017.09.05

日本が白星発進!ライバルに完勝!

 女子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017初日の第3試合で、日本が初陣を迎えた。相手はアジアのライバル韓国。上位に食い込むためには互いに落とせない一戦は最後まで目が離せない展開が続いたが、各セットで勝負強さを見せた日本が3‐0で完勝した。

 "中田JAPAN"、今年の集大成となる大会。初戦のスターティングメンバーにはウィングスパイカー(WS)の新鍋理沙、ミドルブロッカー(MB)岩坂名奈、WS内瀬戸真実、WS野本梨佳、MB荒木絵里香、セッターの冨永こよみ、リベロの井上琴絵が選ばれた。

 第1セット。韓国がオポジット、ハ・ヘジンのスパイクで先制するも日本が岩坂のクイック、新鍋のスパイクで逆転。その後は終盤まで一進一退の攻防が続いた。日本の勝利を願う会場の大歓声を受け、輝きを放ったのは野本。スパイク、ブロックともに好調で、第1セットだけで2桁得点。21‐22の1点ビハインドで迎えた局面も、渾身のスパイクを決めて流れを呼び込み、セットポイントでも相手のレシーブを弾く強烈なスパイクを放ち、セット先取に貢献した。

 第2セットは岩坂の速攻で先制すると、終始リードを保ち、25‐21で連取。冨永の的を絞らせないトス回しも冴えた。第3セットは韓国も意地を見せ、ジュースまでもつれる大接戦に。ここでヒーローとなったのは内瀬戸だった。24‐24の緊迫した場面でコートの奥へフェイントで落とし、アドバンテージを獲得。マッチポイントではラリーから放った渾身のスパイクが相手ブロックのミスを誘い、決勝点となった。

 日本は初日行われた試合で唯一のストレート勝ち。セット数の差で首位となった。2日目の6日は世界ランク5位のロシアと対戦する。

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