本日8日(金)から愛知・名古屋市の日本ガイシホールで行われるワールドグランドチャンピオンズカップ2017名古屋ラウンドの記者会見が7日、名古屋市のホテルで開かれ、日本女子代表の中田久美監督ほか出場各国の監督が顔をそろえた。
6日の第2戦ロシア戦での悔しい敗戦から一夜。日本女子は名古屋入りし、試合会場で公式練習を行った。中田監督は選手たちの気持ちの切り替えについて「出来ていると信じています」とキッパリ。今後の戦いではメダル争いが佳境に入るが「(メダルを)望む気持ちは開幕戦と全く変わっていません。相手がどこであろうと、結果にはこだわりたい」と力を込めた。
8日はブラジル戦。7月のワールドグランプリではフルセットで勝利を収めたが、当時とは「別物のチーム」と気を引き締めた。「システム的にも変えてくる可能性はあるし、こちらを警戒している部分もあると思う。そこが何なのかを早く見極めて対応したい」と相手との駆け引きに思いを巡らせた。
【各国監督のコメント】
米国/カーチ・キライ監督
まずは名古屋に来ることができ、嬉しく思っている。今日、到着したが、これから3つのチームと対戦が待っている。いずれも強いチームで、私たちにとってテスト、学びの場になる。
ロシア/ウラジーミル・クジュトキン監督
これまでを見てお分かりの通り、簡単な試合はない。全ての試合がサプライズと面白さに満ちあふれている。そのような試合をこれからもお見せすることになると思う。
ブラジル/ジョゼ・ギマラエス監督
名古屋に代表チームとして来ることができて嬉しい。東京での2試合は難しく、レベルの高いものだった。次の日本、韓国、米国との対戦も全て厳しい試合になると思う。強豪チームから学ぶチャンスが多い場だと思っている。
日本/中田久美監督
東京大会ではたくさんの方に足を運んでいただき、たくさんの応援をしていただいた。私の力不足で、皆さんの期待に応えられているか分からないが、今の私たちにとって大切なのは挑戦すること。チーム一丸となって戦いたい。
中国/カン・ショウ監督
このように名古屋に来ることができて嬉しい。名古屋での3戦は、異なるスタイルの相手と対戦することになる。どのチームとも戦えるようにしたい。
韓国/ホン・ソンジン監督
われわれのチームは若い選手で構成されている。多くの経験を積み、2020年東京五輪に向けた新たなプランを立てていくことになる。この大会を通じて、3人ほど(東京で主力となる)若い選手を見出したい。その選手たちが来年以降の国際大会で主役になると思う。