女子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017の大会第3日目第2試合で、世界ランキング1位の中国と同10位の韓国が対戦した。"女王"中国は韓国を全く寄せ付けず、ストレート勝ち。参加国中、唯一の3連勝を飾った。
高さ、速さ、強さ。全てにおいて中国が圧倒した。圧巻は第2セット。開始から15ポイントを連続で奪った。その内の7ポイントはブロック。6点目からは4連続で韓国のスパイカーをシャットアウトするなど実力の違いを見せ、25‐4で制した。第3セットは韓国のオポジット、ファン・ミンギョンにスパイクを決められ先制を許したがすぐに逆転し、1時間3分という短時間で試合を終わらせた。
韓国は、ファン・ミンギョンとウィングスパイカー、イ・ジェヨンの6得点がチーム最高スコアと低調。サーブレシーブでの乱れも響いた。これで開幕から3試合全てでストレート負けとなった。
試合後、中国のカン・ショウ監督は「サーブとブロックがうまくいった」と勝因を挙げた。韓国のホン・ソンジン監督は「中国は世界の頂点であることを感じた試合だった」と感服した。
2017.09.08