女子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017の大会4日目第3試合で、日本が世界ランク2位の米国と対戦した。同6位の日本にとっては格上の相手。選手11人を投入する全員バレーでフルセットまで持ち込んだが、最終セットで力尽きた。
出場国中トップタイの平均身長186㎝を誇る米国に、必死に立ち向かった。日本の平均身長は177㎝。相手の強打はブロックでコースを限定し、必死に拾って応戦した。攻撃ではクイック、フェイント、ブロックアウトを効果的に使うなど、技と頭脳をフル稼働させて得点を重ねた。第1、第3セットを取り、先に王手をかけた。
しかし、体格に勝る相手に高さを全面に出して攻撃され、苦戦を余儀なくされた。191㎝のサウスポーオポジット、アンドレア・ドルーズ、193㎝のウィングスパイカー、キンバリー・ヒルにそれぞれ19本、15本のスパイクを決められ、第4、第5セットを連取された。マッチポイントではエースの1人ジョーダン・ラーソンの強烈なスパイクにブロックを弾き飛ばされた。
これで日本は2勝2敗。星は五分となったが、10日(日)の最終戦に勝てばメダルの可能性もある。相手は、これまで4戦全勝で優勝を決めた中国。世界ランク1位の"女王"の全勝優勝を阻み、表彰台の上でグラチャンを締めくくりたい。
日本VS中国は本日10日(日)夜6時から日本テレビ系で独占生中継(一部地域を除く)。
2017.09.10