日本女子代表は4日、東京・渋谷区の東京体育館で公式練習を行った。あす5日に控えた初戦の韓国戦に備え、本番の試合が行われるメーンコートで汗を流した。
メニューは攻撃のコンビネーション確認や実戦形式など。新キャプテンの岩坂名奈がセッターの冨永こよみ、佐藤美弥と言葉を交わしながらクイックのタイミング、トスの高さを入念にチェック。攻撃の核として期待がかかるウィングスパイカーの石井優希は、パワフルなスパイクをコースに打ち分けるなど存在感を示した。
試合形式の練習では、選手たちのボルテージはMAXに。激しいゲキを飛ばし合いながら、アジアのライバルとの一戦に向けて必勝態勢を整えた。中田久美監督は終始、腕を組んで仁王立ち。厳しい表情で練習を見守りながら、勝利への策を練っていた。
攻守の要となる新鍋理沙は練習後、「アジア選手権からチームとしてもいい準備ができたので、やってきたことを出し切りたい」と意気込みを語った。
2017.09.04