男子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017の初日第3試合で、日本が世界ランキング2位の強豪・米国と対戦。Wエースの1人・石川祐希の活躍などで必死に食い下がったが、ストレートで敗れた。
世界ランキング12位の日本にとっては格上との戦い。中垣内祐一監督は先発メンバーにオポジット大竹壱青、セッター深津英臣、ミドルブロッカー(MB)山内晶大、Wエースの一角を担うウィングスパイカー(WS)柳田将洋、WS石川、MB李博を起用した。
第1セット。柳田の強烈なジャンプサーブで米国のレシーブを崩し、大竹が相手スパイクをブロック。幸先よく先制した。直後に逆転され、米国のWSアーロン・ラッセルに立て続けに得点されるなどしてリードを広げられたが、11‐16の場面で石川がサーバーに。スピンの効いたジャンプサーブで米国のレシーブを崩し、柳田のスパイク得点につなげると、自らもサービスエース、バックアタックと続き、チームは5連続得点。流れを一変させた。
勢いに乗った日本は終盤まで食らいついたが、20‐22からスパイクアウトが相次ぎ、連続失点。セットポイントを握られると、最後は米国の絶対的にエース、マシュー・アンダーソンに強烈なスパイクを叩き込まれた。
2セット目以降は米国の高さに苦しめられた。米国のスパイク最高到達点の平均は、日本より10㎝以上高い347㎝。アンダーソンやWSトーマス・ジェスキーら世界屈指のアタッカー陣に次々とスパイクを決められた。破壊力抜群のジャンプサーブに苦戦してディフェンスが乱れ、第2セットを18‐25、第3セットを13‐25で落とした。
黒星スタートとなった日本は、あす13日(水)の第2戦で、同じく初戦に敗れたフランスと対戦する。
13日(水)の日本VSフランスは夜7時から日本テレビ系で独占生中継(一部地域を除く)。
2017.09.12