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2017.09.13

イランが大逆転勝ち!強豪米国下す

 男子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017大会2日目第2試合は、ともに初戦白星スタートの米国とイランの対決。世界ランキング8位のイランが同2位の米国にセットカウント0‐2から大逆転勝ちし、連勝を飾った。

 序盤は米国の高さとパワーにゲームを支配された。第1セットは、初戦の日本戦でチーム最多の13得点を挙げた米国のエース、マシュー・アンダーソンの強打を拾い切れず、20‐25。第2セットは米国の長身ミドルブロッカー、マックスウェル・ホルトの速攻やアンダーソンのジャンプサーブに翻ろうされ、17‐25で落とした。

 第3セットからイランの猛攻が始まった。ミドルブロッカー、セイエドモハンマドが速攻で威力抜群のスパイクを連発。センターラインが機能し始めると、マークが甘くなったエース、ガフールが本領を発揮し得点を量産。第3セットを27‐25、第4セットを25‐21で奪い返し、タイブレークに持ち込んだ。

 第5セット。立ち上がりでガフールが冷静にワンタッチを奪って先制すると、ウィングスパイカー、マナビネジャードがスパイクで続き、2点のリード。その後、逆転を許すことなく試合を進め、13‐12の場面で米国のマイカ・クリステンソンのジャンプサーブがアウトとなり、勝利に王手をかけた。最後は5往復に及ぶ長いラリーの末、ウィングスパイカー、エバディプールが放った強烈なスパイクが相手レシーブを弾き飛ばした。

 この結果、イランは参加国中、唯一の開幕2連勝。米国は1勝1敗となった。

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