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2017.09.17

日本、ブラジル相手に見せ場作るも黒星

 男子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017大会5日目第3試合で、日本が優勝を目指すブラジルと対戦。格上相手に見せ場も作ったが、ストレートで敗れた。

 16年リオ五輪の覇者で世界ランキング1位の"帝王"ブラジルが、本気で日本に勝ちに来た。王手をかけていた今大会の金メダルを確定させるため、レギュラーメンバーを先発起用。攻守ともに圧倒された日本は第1セットを17‐25、第2セットを15‐25で落とした。

 第3セットも序盤で離されたが、柳田将洋のサイドからの鋭いスパイク、大竹壱青の破壊力抜群の"ハンマースパイク"などで食い下がった。17‐21からは、柳田がブロックアウトを奪うと、続く大竹が豪快なジャンプサーブでサービスエース。さらに、大竹がサーブで崩した流れから柳田がスパイクを決め、1点差まで詰め寄った。

 その後、互いにサイドアウトを取り合い、22‐23。ここでブラジルの若手エース・ルカレリにフェイントで落とし込まれ、マッチポイントへ。勝利を望む観客の「ニッポン!」コールが会場を包んだが、相手の"主砲"バラセのジャンプサーブで崩されると、最後はルカレリに強烈なスパイクを決められた。

 この結果、ブラジルの通算成績は4勝1敗で勝ち点12。勝利数、ポイントともにイタリアと並んだがセット率で上回り、優勝。大会4連覇の偉業を成し遂げた。日本は5戦全敗。

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