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2013.11.16
吉原知子は見た!④ 日本vsドミニカ共和国

今日はドミニカ戦。
4年前には負けてメダルを逃し、悔しい思いをした相手です。
特に、当時の唯一のメンバーである木村選手にとっては、
今日はどうしても勝ってメダルを確実にしたいという気持ちが
大きかったのではないでしょうか。

今日の日本は、サーブで崩し、
相手の思うような攻撃をさせなかったこと
と、
日本でのプレー経験もあり、
チーム一番のポイントゲッターであるデラクルス選手に
十分な仕事をさせなかったこと
が大きく勝利を導けた要因です。

今日はとにかく中道選手が勝利の立役者です。
理想的、完璧なコンビネーションを組み立て攻撃できていたことと、
さらに素晴らしかったのはレシーブ。

セッターは、決して目立つポジションでは無いですが、
本当に堅実な仕事でチームを支えてくれました。


昨日の試合終了後に眞鍋監督が、
「中道選手と、リベロの佐藤選手がレシーブを上げだすと
相乗効果で全体のレシーブが上がりだす」
と言っていましたが、
今日はその通りの試合になりました。
苦しい時でも高い集中力と勝利への強い気持ちで
競り合いを制したのは、日本チームにとっても大きな自信になったと思います。


いよいよ明日は金メダルを賭けたブラジル戦。
高さ、パワー、縦横無尽な攻撃力、経験・・・
すべてにおいて世界一のチーム
との戦いですから、
勝つことは決して簡単ではありませんが、
明日は日本の新しい戦術「MB1」がどこまで通用するかというところが
見どころです。

選手たちには、今年一年やってきた集大成として、
すべてを出し切ってもらって、今後に繋げてほしいです。
キャプテン木村選手が「最後は気持ちだと思う」と、
今日の試合後に語っていたことが非常に印象的でした。
いざ、金メダルへ!

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